医院・歯科医院 経営コンサルティング・医院専門ホームページ作成のMMP

もうかなりの昔話ですが
新設の介護老人保健施設で
新規の入所者の方に
流動食の方が多くて
1週間で厨房のミキサーが壊れてしまった。。。
というエピソードから
8020が達成できていないと
朝・昼・晩とミキサー食になりますよ。
と、歯科医院の皆さんにお伝えしました。

でも、歯科医師・歯科衛生士の方は
「ミキサー食」という言葉もご存知なく
ミキサー食を食べたことのある方は0％でした。。。

そこでミキサー食研修を思いつき
愛知県は食品サンプルを作る各産地でしたので
食品サンプル屋さんにお願いして
朝食→和食ver、トーストver
昼食→ハンバーグランチ
夕食→お寿司
などの食品サンプルと
それをミキサー食にした食品サンプルを作ってもらい
ご希望される歯科医院さんにお渡ししました。

20年ほど前の昔話になりました。

つづく

人事評価のポイント
その1
・少人数の場合は自己評価と院長評価
・人数の多い場合は
　自己評価と看護主任（リーダー）、
　事務主任（リーダー）の上司評価

その2
評価内容はあまり細かくしない。
責任感、積極性、仕事スキル、報連相など。
数項目にしぼり、それぞれ2〜3項目にする。

その3
本人評価とリーダー（院長）評価のズレなどを
ベースにして個人面談を行う。

その4
医院全体の平均点を出して
平均点を上回っているスタッフには
少額でもポイントが加算付加。
但し、平均点以下でも規定額より減算はしない。

などなど
人事評価とボーナス支給でした。

スタッフとの面談は
年2回をおすすめしています。
人事評価と合わせて
面談の時期は賞与月の
前月のタイミングが良いと思います。

賞与の支払いも昔々は
8月と12月だったかもしれませんが
夏のボーナスでも半年ごと
考えると6月と12月に支払い。

また、お給料日と同じ日に賞与を支給するよりも
給与日が月末30日、31日→賞与は15日

給与日が25日→賞与は10日

とお給料より先に支払うと
よりありがたみが増やすと思います。

いつも1年前に診療日を決めている院長先生から
「来年の9月は一般は5連休ですね」と言われて
カレンダーを見たら
9/19（土）
9/20（日）
9/21（月・祝）敬老の日
9/23（水・祝）秋分の日
そして9/22（火）は
祝日と祝日の間の平日は祝日法で休日になり
土曜〜水曜まで5連休でした。

そして木曜休診の医院さんは
9/20（日）〜9/24（木）までの5連休になります。

というわけで
医院の診療日カレンダーを早めに作成しておきましょう。

以前は祝日のある週は
木曜診察というパターンも多かったのですが
最近は両方休診の方が
スタッフの満足度アップにつながると思います。

最近の新卒採用では
医院の服装規定が細かすぎると嫌われる、
というお話がありました。

私は、医院のドレスコードの基準は
ディズニーランドのキャストのドレスコードを
お勧めしています。
ディズニールック | 東京ディズニーリゾートキャスティングセンター

ポイントは
「ディズニーランドのドレスコード」であれば
スタッフの抵抗が少なるとことと
ディズニーランドの基準は
すべてのゲストに好感を持っていただくということで
クリニックと共通点です。

髪の色、長さ、お化粧、
爪の長さ、マニュキュア、
カラーコンタクトの種類などもありました。

歯科医院の場合は患者さんの
口腔内を処置しますので
より厳密なドレスコードが必要と思います。

岐阜県、愛知県は食品サンプルの名産地でしたので
ミキサー食のサンプルを作っていただきました。
（朝食）

（昼食）

（夕食)


本物のお寿司でミキサー食研修をした
歯科医院さんのスタッフにクイズ。

お寿司のミキサー食は正解でした。
「お味噌汁とハンバーグはどちらでしょう？」
「ツブツブがあるからこっちがハンバーグ！」
正解でした。
「これを3食食べ続ける」と話すと
「嫌〜！！」

予防の大切さをよく理解していただけました。

11月13日・14日に開催される
日本医業経営コンサルタント協会高松学会の
歯科経営専門分科会で
ミキサー食サンプルを会場に展示する予定です。

お近くの方は見にいらして下さい。

ミキサー食研修は
20年近く前に取り上げたテーマでした。

MMPは歯科・医科・病院・介護・自立支援と
幅広くサポートしていますが
ミキサー食のきっかけは
介護老人保健施設を開設した際
重度の入所者が多く
ミキサー食が多数で
厨房のミキサーが壊れたというエピソードからです。

また、高齢者が亡くなる要因は
ガンよりも肺炎が多いということから
口腔ケアの大切さに気付き
歯科で予防治療で定期通院していただくために
お寿司とお寿司のミキサー食の食品サンプルを作ってみました。
歯科医師・歯科衛生士の皆さんで
ミキサー食の食品サンプルを作ってみました。

歯科医師・歯科衛生士の皆さんで
ミキサー食を知っている方、
食べたことのある方はほぼゼロでしたが
愛知県では衛生士学校でも授業で
ミキサー食を取り上げて下さっています。

歯科の治療が終了した患者さんに




サンプルを見せてどちらが食べたいですか？
とお尋ね。
そして定期通院していただくという流れです。

つづく

先日、2025年度の最低賃金の改定が発表されました。
全国平均1121円です。
愛知県は1140円でした。

ポイント1
求人チラシなどで1140円と表示すると
最低賃金というイメージになってしまいます。

ポイント2
今働いているパートさんなどのお給料も忘れず改定。
新人さんが1140円で入職で
先輩は1100円だったので
1140円にアップでは新人さんと同じ額ですのでNG。

ポイント3
年収の上限に注意。
103万円、130万円など
いろいろな条件がありどんどん変化しているので
しっかり情報収集しましょう。

院内ミーティングでスタッフさんに
「最近気づいたこと」を発表していただいている際
ペイハラに関する気づきが複数ありましたので
その次のミーティングで
アンガーマネジメントのミニ研修をしました。

●医療現場では社会経験が豊富で
　自己主張が強めの団塊の世代が
　怒りを向けてくることが多くなっている。
●団塊の世代の特徴を知る
●3つの対応ポイント
　・受け止める
　・受け流す
　・おわびする

院内で出来る予防とフォローは
●感情共有ノートの導入し
　スタッフが簡単に書き残す。
　院長がコメントを入れ信頼感に。
●クレーム共有ミーティング（月1回5分でも）
　「誰が悪い」かではなく
　「どう返せばよかったか」

まとめとしては
●寄り添う姿勢が信頼につながる
●一人で抱えずチームで共有することで
　防げる怒りもある

怒りの奥の気持ちに寄り添えばクレーマーではなく
「ファン」に変わることもあります。

2025年７月15日付『日本歯科新聞』のアンケート特集で
福岡県歯科保険医協会さんがFAX調査をし
医科560件と歯科150件から回答を得たところ
「マイナ保険証のトラブル経験あり」が
9割だったそうです。

トラブルのうち7割近くが
「●（くろまる）がでる」
ということで
トラブルへの対処方法は
・持ち合わせていた健康保険証で確認…80.3％
・前回来院時の情報で対応…44.7％
・「資格情報のお知らせ」で確認…17.3％
・保険者、コールセンターに連絡…16.4％
・レセコンメーカーに相談…14.2％
・いったん10割負担いただいた…4.6％
・「マイナポータル」で確認…4.6％
・その他…8％
でした。

マイナ保険証のトラブルも
事前に他院での事例などを参考にして
どう対応するかを
院内ミーティングで
話し合っておくと良いと思います。