競争激化が必至 記事一覧
2023年10月03日


またデイサービス向けの
プログラムネタになりますが
(公社)蒲郡市シルバー人材センターさんのチラシが
目に留まりました。
初心者のためのスマホ塾こういうチラシが回ってきて
※アンドロイドのみの対応となります
(iPhoneは不可)
対象は60歳以上の方で5回コースです。
1回目 基本操作
2回目 インターネットの使い方
3回目 便利アプリを使ってみよう(地図アプリ等)
4回目 LINE・カメラの使い方
5回目 1〜4回の総復習・質疑応答
料金:3000円(全5回分、テキスト代500円込み)
周りの人にはなかなか聞けない・・・
何から勉強すればいいのかわかならい
スマホを持ったけど、なかなか使いこなせない
お金を支払って
受講する方がいらっしゃるということは
デイケア・デイサービスのプログラムに
スマホの使い方を取り入れれば
一定数の需要があると思います。

2023年09月29日


歯科で予防の患者さんを増やす工夫として
ミキサー食を取り上げて
4日目になってしまいました。
最後に予防の患者さんを増やすために
大切なポイントは
予防のネーミングもあると思います。
・メンテナンス(車両のイメージ)
・お掃除(治療のイメージなし)
・クリーニング(衣類のクリーニング)
・定期検診(検診は年1回で良いのではないか)
・除菌(アルコール消毒のイメージ)
今のところ「予防治療」という言葉がベストですが
皆さんで良い呼び方を考えて
日本国民がその言葉を聞いたら
“3ヶ月に1回歯科の受診が必要である”
というイメージが出来るようにしたいと思います。

2023年09月28日


ミキサー食研修の簡易版として
お茶を紙コップに入れ
トロミ剤をまぜて飲んでいただく研修もしました。
普通のお茶がミキサー食と同じで
ドロッとしたゼリーの様な感じになります。
(コツはトロミ剤をやや多め)
トロミ剤を入れたお茶であれば
お金も時間もかからず
ミキサー食の食感を体験していただけます。
トロミ剤多めにしておくと
本当に「ごっくん」と飲み込まないと
お茶がのどを通りません。
たまたま愛知県は食品サンプルの
名産地でもあるので
サンプル屋さんに
・和朝食
・洋朝食
・ハンバーグ
・ラーメン
などの食品サンプル+ミキサー食にした
食品サンプルを作っていただきました。
(写真の右側はミキサー食にした状態です。)
チェアサイドでミキサー食サンプルをお見せして
予防に切り替えていただきます。
つづく

2023年09月27日


80歳で20本以上の歯が残っている方が
年々増えています。
(子供さんの虫歯は年々減少しています。)
そのため高齢者の歯周病治療や
虫歯治療の必要性も高まっています。
20本の歯が残っていれば
普通に食事ができる。
歯の本数が少なくなると
食べ物をうまく噛めないため
ミキサー食や流動食になり
誤嚥性肺炎にもなりやすい。
「何のために8020運動をしているの?」
―歯を残すときちんと食事が取れるからです。
「歯が無くなったら食事はどうなるの?」
―ミキサー食になります。
と説明している本人が
ミキサー食を食べたことも、見たこともない、
では説得力が弱い。
そこで院内でミキサー食研修をしましょう。
【準備】
・近所のお寿司屋さんで上寿司を購入。
コンビニのお寿司は
もったいない感が薄くなるためNG。
・ミキサー(フードプロセッサー)とトロミ剤を用意
【実践】
上寿司をミキサーの中に入れミキシング。
水に溶かしたトロミ剤をいれて少しミキシング。
もちろん回すほど原型はなくなります。
お好みのタイミングでとめる。
お茶にもトロミ剤を入れてスプーンでまぜる。
実際にお寿司をミキサーに入れると
「半分そのまま食べたい」
「もったいない」と意見続々。
【実食】
・見た目が悪い(美味しくなさそう)
・まずくて食が進まない
・お茶も飲んだ気にならない
「お寿司をそのまま食べたい」
「普通にお茶が飲みたい」
と思ってもらうことが目的の研修です、
とまとめます。
つづく

2023年09月26日


先日、コンサルタント協会の
歯科経営専門分科会で
いろいろお話をしている時に
「予防患者さんの増やし方」というテーマになりました。
補綴、虫歯の治療が終わった際に
・お寿司
・お寿司をミキサー食にしたもの
の食品サンプルを
チェアサイドに持っていき、患者さんに
「どちらが食べたいですか?」とお尋ねして
次回の予防の予約を入れて帰っていただく、
というお話をしたところ
「ミキサー食??」ということでした。
口腔機能の維持や
様々な病気の予防のために
口腔ケアの大切さが注目されています。
再度、ミキサー食研修に注目した方が良いかと思い
ご紹介ささていただきます。
MMPは病院から介護、クリニック、歯科、障がい者を
幅広くフォローしています。
老健を新しく開設した際
比較的重度の入所者さんが多く
1日3食ミキサー食を30人分作ったので
厨房のミキサーが1週間で壊れてしまった、
というエピソードを聞いて
ミキサー食に注目したきっかけでもありました。
その後
歯科医師、歯科衛生士さんにお話しをしていると
ミキサー食をご存じない、
知っていても食べたことがない、ということから
ミキサー食の研修を思いつきました。
つづく

2023年09月11日


デイケア・デイサービスの
利用者さんを増やす営業として
ケアマネさんに営業活動をするのはベースですが
週1回の利用者さんが
週2回、週3回に増やしてもらうことを
お勧めしています。
MMPのレセプト分析でデイケア・デイサービスも
データ分析していますが
同じ1日30人の利用者数でも
120枚×5回利用=600人÷20日=1日30人と
60枚×10回利用=600人÷20日=1日30人
のパターンがあります。
送迎ルート決めやスタッフが
お名前、個性を覚えるためには
60枚×10回が良いと思います。
そして利用者さんが週1回から
2回、3回に増やしたいと思っていただくためには
デイケアのプログラムが大切です。
そこで今日の本題(やっとですね・・)
シルバー人材フェスタのチラシの項目が
デイのプログラムにぴったりだと思いました。
・印象を変える簡単トレーニングシルバーさんで集客をしているプログラム、
( 表情と発声で若返る)
・健康脳トレ&体操
(認知症・老化を予防して楽しく社会参加)
・かんたんスマホ活用法
(外出や災害時に役立つ)
・小物ストラップ制作
・ハロウィンリースを作ろう
・パワーストーンブレスレット制作
・ハーバリウム制作
・脳トレテスト
・布ぞうり編み
・寄せ植え体験
・革で作るオリジナルブローチ手作り体験
楽しそうです。

2023年08月25日


公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会
歯科経営専門分科会の委員が
それぞれの専門を生かした講義
基本講座・専修講座のチラシが出来ました。
公益社団の事業ですので
とても良いお値段です。
歯科部会のメンバーは下記の通りです。
恒石美登里(歯科医師)/日本歯科総合研究機構主任研究員
永山正人(歯科医師)/(公社)日本医業経営コンサルタント協会顧問
坪島秀樹 / 株式会社だいのう代表取締役
木村泰久 / 株式会社M&D医業経営研究所 代表取締役
清水正路 / 株式会社三清メディカル 代表取締役
角田祥子 / 株式会社ネクサスパートナーズ 代表取締役
鈴木竹仁 / 株式会社MMP 代表取締役
詳しくはチラシ・協会ホームページをご覧ください。

2023年08月24日


衛生士さんを6人雇用すると
人件費率が上がって
赤字ではないかというご意見がありますが
予防型の歯科医院の方が
利益率が高いです。
ざっくりシュミレーションしてみます。
チェア4台、Dr.1人で1日50人診察すると
忙しくて平均点ダウン。
例えば
700点×50人×21日=735万円の保険収入
自費率10%として
月の収入合計800万円
(技工料・材料)原価率が20%で160万円。
受付・歯科助手5人
ボーナス、社会保険料込みで人件費150万円
粗利490万円。
チェア6台、DH6人で1日50人の場合
平均点900点×50人×21日=950万円
Dr.に余裕ができるので自費率20%。
月の収入1200万円。
補綴が少ないため
(技士・材料)原価率15%で180万円。
受付・歯科助手4人の人件費120万円。
衛生士さん月給30万円、ボーナス、社保込みで
1人月額45万円、合計270万円。
粗利630万円。
ざっくりのイメージですが
歯科衛生士さんに人件費を掛けても
歯科医院の利益はより安定します。

2023年08月23日


厚労省のデータから見ると
8020はかなり達成できてきたので
虫歯の治療ではなく
予防、口腔機能の維持という方向に
歯科医院経営は向かっていく必要があると思います。
そして、定期予防管理をしていくためには
チェアと衛生士さんの充実は欠かせません。
衛生士さんがいない医院さんには
新しい人は入社してくれない。
衛生士さんが1人だけの場合も
人間関係が大きく影響。
すずたけの意見としては
衛生士さん6人以上がベストかなと思います。
DH3人体制で1人退職した場合。
1人入職で1人が指導だと
実質マンパワーが3分の1になってしまいますが
DH6人体制ですと
1人退職1人入職しても実働4人ですが
レセコン入力操作などを考えると
チェアが余ることはないでしょう。
そしてチェアは6台以上がおすすめです。
これは公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会の
歯科経営指標からも
チェア3台だと
1台当たりの年間収入は1500万円ですが
チェア6台になると
1台当たりの年間収入は2000万円に増えます。
そして院長先生が治療で1台〜2台使用。
4〜5台を6人の衛生士さんが
定期予防管理で使用。
このパターンがこれからの歯科医院経営の
ベースになると思います。

2023年08月22日


令和4年歯科疾患実態調査より
子供達の虫歯は大幅に減っていますが
後期高齢者の虫歯は増加傾向です。
1993年 2022年
5歳〜9歳 36.3% → 2.5%
10歳〜14歳 86.4% → 31.7%
75歳〜84歳 54.5% → 88.4%
85歳以上 39.4% → 83.8%
これは8020達成が近づき
高齢者に歯が残っているためでしょう。
ということから
歯周ポケット(歯周病)の割合は
15歳〜29歳 22%
30歳〜64歳 40%
65歳以上 55%
と年齢が上がるにつれて増えてきます。
この歯科疾患実態調査からも
これからの歯科医院経営は
虫歯の治療ではなく
中高年・高齢者の定期的な口腔ケアへの取組が
大切なポイントになることが
浮かび上がってきます。
