すずたけ 記事一覧
2025年02月03日


今日、明日は「いき暦」をご紹介します。
江戸しぐさの言葉は
そのままクリニックの患者さん対応に
役立つ言葉がほとんどです。
3日 「七三歩きのしぐさ」医院の中でスタッフが通路を歩く時に
道路の七分目は公道とし、自分の道は三分と考えて歩きます。
こうして道を空けておくことで急ぎの人も気兼ねしないで往来できるのです。ひとりよがりにならず、周囲への気配りを忘れたくありません。
真ん中を歩いていると
患者さんが隅へ寄ってしまいますので
スタッフは通路の隅を歩きましょう。

2025年01月28日


28日 「はい」は一度きり
物事を頼まれたときの返事は「はい」の一言でいいのです。呼ばれたらすぐに明るく元気な声で「はい」とはっかり、一度だけ返事をします。「はい、はい」は「二度返事」といい、相手を軽く扱う失礼な返事です。

2025年01月27日


27日 「いきなはからい」この頃は
いきな江戸っ子は江戸しぐさから五体に染み込んでいていて自然に体が動く、瞬間に体で表現します。これを「体談」といい、体談が上手な人は身体に染み付いた考えや思いがそのまま行為(ふるまい)となって語る、目つき、表情、ものの言い方、身のこなしが見るからに「いき」で素敵な人。
NPO法人江戸しぐさで
子供達から作文やイラストの
コンクールを実施して
楽しい作品を「いき暦」にしました。

2025年01月24日


今日は江戸しぐさの
創立者越川禮子先生のお誕生日です。
越川先生をご紹介していただいたのは
2011年に『レセプショニスト』を書かれた
柳靖子さんです。

越川先生は最後の江戸講の講師
芝三光(しばみつあきら)先生のお話しを
利き書きでまとめられ
1992年に「江戸の繁盛しぐさ」を出版された越川先生。

江戸しぐさの勉強会にお誘いいただき
江戸しぐさの伝承普及員の資格をいただきました。
越川先生、白寿のお誕生日おめでとうございます。

2025年01月22日


22日 「人間(じんかん)」
江戸では人間関係を第一に考えました。その為、人間と書いて「ジンカン」と読ませ、人と人との間を“澄んだ関係”に保ち、お付き合いにはちょうど良い間合いが必要だと伝えられています。

2025年01月21日


「江戸しぐさ」を
芝三光(しばみつあきら)先生に学び
伝承活動をされて来られた越川禮子先生。
大正15年、昭和元年生まれの白寿。
今年で99歳を迎えられます。
江戸しぐさの『いき暦』をご紹介致します。
21日 「思いやりの心」
人は皆仏の化身と考え、相手の立場を理解して行動することが大事です。儒学では「惻隠の情」(孟子)と言って、人間らしい感情は“思いやり”だと教えています。

2025年01月10日


「江戸しぐさ」を
芝三光(しばみつあきら)先生に学び
伝承活動をされて来られた越川禮子先生。
大正15年、昭和元年生まれの白寿。
今年で99歳を迎えられます。
江戸しぐさの『いき暦』を
昨日に引き続きご紹介致します。
今日は10日のページをご紹介。
10日 「時泥棒をしない」
相手の都合を考えず、いきなり押しかけて勝手に時間を奪うことは「時泥棒」。物やお金は借りても後で返せますが、時間は取り返しがききません。時泥棒は弁済不能の十両の罪と言われるほど、厳しく禁じられました。

2025年01月09日


「江戸しぐさ」を
芝三光(しばみつあきら)先生に学び
伝承活動をされて来られた越川禮子先生。
大正15年、昭和元年生まれの白寿。
今年で99歳を迎えられます。
江戸しぐさの『いき暦』を
少しずつご紹介致します。
今日は9日ですので9日のページをご紹介。
9日 「指切りげんまん」江戸っ子はどんなに小さな口約束でも必ず守りました。
子供にも約束を守ることがいかに大事か、「指切げんまん、うそついたら針千本呑〜ます。死んだらごめん」の唄の中で、幼い時から厳しさを教えました。
日本のこころ江戸しぐさHP 活動内容

2025年01月06日


「江戸しぐさ」を
芝三光(しばみつあきら)先生に学び
伝承活動をされて来られた越川禮子先生。
大正15年、昭和元年生まれの白寿。
今年で99歳を迎えられます。
今月から少しずつ
越川先生がまとめられた「いき暦カレンダー」を
ご紹介して参ります。
6日 「人はみな仏の化身」現在は
江戸の町人は一期一会の精神をもってくらしていました。
初対面の場合でも、こうして会うのも何かの縁というわけで、真摯な態度で接しました。「目の前の人は仏の化身」という言い方もしました。
「特定非営利法人日本のこころ江戸しぐさ」ですが
スタート時は「特定非営利法人江戸しぐさ」でした。
越川先生の江戸しぐさのご紹介文です。
私達は住み良い社会の実現と社会的課題を解決する活動して、「江戸しぐさ」を普及振興することで、安心な社会づくりと、豊かな人づくりをめざしています。日本のこころ・江戸しぐさ
「江戸しぐさ」は町方のリーダーたち(町衆)が、江戸の町の繁栄と平和の存続を考え、また異文化の人々との共生に知恵を絞り、率先しておこなった行動哲学です。やがて一般町人にも浸透して、しなくてはいられない江戸っこのくせ(江戸しぐさ)になりました。
こうしたお互いの思いやり、助け合う「江戸しぐさ」が子育てや教育に活かされ、コミュニティづくりや職場づくりなど、これからの社会に役立つことが、未来への貢献となり、伝統文化の振興にも寄与することであると考え、特に感性豊かな子供たちや若い人達にこそ、共生の文化「江戸しぐさ」を伝承していくことが重要だと考えています。

2025年01月01日


あけましておめでとうございます。
令和も7年になりました。ラッキーセブン!
今年もハッピー&ラッキーになります様祈ります。
令和7年も「お医者さんのための知恵袋」
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