給与・賃金 記事一覧
2024年11月22日
2024年11月5日付『日本経済新聞』に
介護業界 賃上げ相次ぐという記事が掲載されました。
ALSOK系、月平均5.3％増
人手不足、人材確保狙う
記事より引用致します。
ALSOK介護の賃上げは正社員約1800人が対象で、定期昇給と合わせると月額平均で5.3％の賃上げとなる。2023年4月にもベースアップ（ベア）と定期昇給合わせて5500円の賃上げをしており2年連続で賃上げを実施した。賃上げに加え、ケアマネジャーの公休を増やすほか、パート職員には夜勤の手当の増額もする。記事の中でも
・ベアの実施
・資格手当のアップ
・夜勤手当など手当の増額
・DXで効率化
といった項目が書かれていますが
中小規模の介護事業所こそ
この様な取り組みをしていかないと
人手の確保ができなくなります。
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2024年11月14日
今年の診療報酬改定で
ベースアップ加算が付けられましたが
加算を取っていても取っていなくても
スタッフのお給料をアップしている医院が
多数だと思います。
介護の処遇改善加算の実績報告などを
お手伝いしていた体験から
一般の定期昇給の基本給アップと
加算を合わせているとプラスアルファ分が
よくわからなくなってしまっていたので
今回のベースアップ加算も
基本給ではありますが
実績報告時に数字が出しやすいように
ベア手当など別項目にしておくと
年間の支払い額がすぐに計算できます。
ただ、基本給扱いですので
ベア加算分5000円も
12ヶ月のボーナスが2ヶ月分でしたら
5000円×2ヶ月＝1万円プラスすることを
忘れないようにしましょう。
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2024年11月01日
2024年10月23日付『日本経済新聞』の
「金融取材メモ」のコーナーに
コンビニより多い歯科医院という記事が掲載されました。
キャッシュレスの道歩む
記事より引用させていただきます。
健康保険法は保険診療の患者負担の割引を禁じている。カード払いなどで発生するポイントが患者への利益供与として実質的な割引になるのではないかという点がグレーゾーンとされてきた。また記事の中でカード払いの手数料が
日本歯科医師会はグレーゾーン解消へ厚労省交渉してきた。官民をあげてキャッシュレスを後押しするなかで、厚労省も焦点だったポイント付与について「当面やむを得ないものとして認める」と通達した。
（中略）
現金決済はレジの入金や釣り銭の用意などで銀行窓口やATMに出向く必要がある。地域によっては店舗統廃合で身近に窓口がないところもある。両替には手数料がかかるようになり、費用負担も増している。
1.25％まで下がっていると書かれています。
以前は5％で割引して3％のイメージですが
大幅ダウンです。
この流れでこれまで
4割くらいだったキャッシュレスの導入が
一段と進みそうです。
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2024年06月17日
ベースアップ評価料の届出の締め切りが
今週末の21日に迫りました。
今まで注意点について
繰り返し書いてきましたが
・届出のエクセルのややこしさ
・計画書の作り方が対象外職種も入力しなくてはいけない
・定期昇給とベア実施分の区分
・スタッフの退職、新入社員の取扱い
・これからの報告書がどこまで面倒になるのか不明
・患者さんの反応がどうか
などなど。
1日当たりの患者数の少ない歯科医院さんや医院さんでは
加算でいただける金額が月に3万円あるかないか。
ベースアップ評価料�兇了楡澳霆�で
社会保険診療等に係る収入金額の合計額が、総収入の80％を超えること。とありますので
自費率が2割以上で
ベースアップ評価料�兇�算定できない歯科医院さんでは
かなりの割合で届出をしないようです。
クリニックでも届出・報告などに
長い時間・手間がかかるなら
診療に集中したい、との医院さんが多そうです。
（すずたけ予想では、「届出せず」が4割）
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2024年05月30日
今年に入ってから本当に
受付事務さんの人手不足が厳しくなっています。
一番のポイントはお給料ではないかと思います。
大手会社の大卒初任給が25万超えという
ニュースも流れています。
先日、新聞折り込みチラシの
大手トヨタ系の求人チラシにも驚きました。
期間従業員ですが
時給 1400円
残業時給 1820円
休日時給 2030円
月収 30万円
入社祝金 30万円
同日に入っていた病院の求人チラシは
正看 23万7000円〜
病棟介護士 17万7000円〜
お仕事の内容では比較できませんが
「安い」という印象です。
事務スタッフ初任給25万円で採用すると
先輩のお給料も5万円アップしなくてはいけません。
これからお給料の水準がどんどんアップしそうですので
収益力の一層のアップが
これからの医院経営の課題です。
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2024年05月28日
今年の診療報酬改定は本当にややこしくて
すずたけは診療は専門外なのですが
いろいろ質問をいただきます。
皆さんにお勧めしたいのが
MSS（メディカルサポートシステムズ）の
細谷さんの動画です。
ホームページをみると
・生活習慣病管理料 徹底解釈＆疑義解釈
・疑義解釈その1、その2、その4、その5
・外来、在宅ベースアップ評価料
などなどタイムリーに動画を配信していらっしゃいます。
動画は
MSG（メディカルサポートグループ）
で検索してもいろいろヒットします。
ご参考になさって下さい。
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2024年05月24日
ベースアップ加算はおそらく2年後の改定で
いつものことですが
ハシゴを外される可能性が高いと思います。
そのため“ベースアップ加算手当”にしておけば
取りやめる可能性が残ります。
（お給料を下げることは
まず出来ないと思いますが）
また、“手当”にしていますが
それは報告しやすくするためで
取り扱いは“基本給”ですので
ボーナスなどの計算時は
基本給として計算します。
クレーマー患者さんから
「何でここの初診の点数は高いんだ？」
「ベースアップ加算分です」
「何でここのベースアップを俺が負担するんだ？」
なんてトラブルも発生するかもしれません。
診療報酬全体をしっかりアップして
医院に利益が出る様にして下されば
しっかり人件費もアップできるのにね、
というのが皆さんのご意見でした。
今回の診療報酬改定は
フェイク改定でした。
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2024年05月23日
いろいろ院長先生とお話している中で
気を付けた方が良いと感じている点が
いくつかあります。
厚労省は
令和6年 2.5％
令和7年 2.0％
のベースアップと発表していますが
“目標”なので下回っていてもいいですよ、
との意見もありますが
ここまで2.5％が公表されてしまっていますので
スタッフが
「周りはみんな2.5％アップなのに
なんでうちの医院は1.8％なの？」と
不平不満に感じてしまいますので
点数が足らない部分は
自腹で負担してでも
2.5％を達成した方が良いのではないでしょうか。
パートさんは定期昇給で時給10円アップ、
ベースアップ加算で時給プラス20円合計30円アップ、
とされている事例もありましたが
報告の書式を見ると
例えば、令和5年6月の看護師さんの給与は3人で100万円。
令和6年6月は104万円で4万円増加。
この増加の内訳を定期昇給分と
ベースアップ加算分と分割して入力する様になっています。
そのため、時給をアップしてしまうと
1人1人の勤務時間を計算しないと入力できません。
このため、常勤の方はベースアップ加算手当、
パートさんも月額固定でベースアップ加算手当に
設定した方が良いかと思います。
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2024年04月25日
例えば
1日60人
初診患者数10人平均の医院さんでしたら
ベースアップ加算（�機�
初診6点、再診2点で月額33600円の加算
10人×6点×21日＝12600円
50人×2点×21日＝21000円
ベースアップ
看護師さん2人、30万円/月
今年度分2.5％アップとして
1人7500円×2人＝15000円
事務作業補助2人、25万円/月
今年度分2.5％アップとして
1人6250円×2人＝12500円
合計でベースアップ27500円。
社会保険負担を10％としてちょうど3万円ですので
もう少しアップした方が良いかも、
といったややこしい計算をしないと
申請ができません。
なおかつ
比較的患者数の少ない医院さんで
ベースアップをしっかりしようと思った場合
これでは足りません。
スタッフのベースアップが
1.2%未満になってしまう場合は
ベースアップ加算料（�供砲眇柔舛垢襪海箸�できます。
（�供砲亘菁�3，6，9，12月に
上記資料の中の（A）を新たに算出し
区分に変更がある場合は届け出をしなければなりません。
とてもややこしい申請になっています。
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2024年04月24日
ベースアップ評価料等の届出は
6月3日最終ですが
混雑するため5月17日（金）までに
提出してください、とのことです。
記載事項については
厚労省のホームページ
ベースアップ評価料等について｜厚生労働省 (mhlw.go.jp)
・提出用エクセル
・記載例のPDF
・届先のメールアドレス
がアップされています。
まずは給与総額を入力して
次にベースアップ分を計算。
このベースアップ分には
ボーナスやベースアップによって
増える時間外手当、法定福利費を含めて良いそうです。
つづく
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