徒然なるままに(雑記) 記事一覧
2025年05月15日


2025年5月8日付『日本経済新聞』に
「駅ホームドア1割どまり」という記事が掲載されていました。
視覚障害者の転落防止途上
視覚障害者の転落事故は
この10年で611件ですが
駅のホームドア設置は1駅あたり数億円から
十数億円ものコストがかかるため
まだ、1割の駅(1129駅)に整備されているだけとのこと。
全国の駅にホームドアを設置したら
10億円×9000駅=9兆円のお金が必要です。
記事の中にもソフト面の対策で
視覚障がい者の歩行訓練をすることが
取り上げられていますが
私は「ユニバーサルマインド」が
大切なポイントだと思っています。
日本の小学校でも
障がい者について学ぶ授業があるようですが
学年ごとに講師を招き
実際に障がいを体験をしてもらいながら
・どう声掛けをしたら良いか
・どうサポートしたら良いか
を学べたら良いと思います。
講師料を5万円支払ったとしても
全国22000小学校×6学年×講師料5万円=66億円です。
また
駅員、ボランティア、シルバー人材派遣の方などに
駅構内を巡回してもらい
視覚障害の方がいたら
・サポート
・見守り
をしていただくのも良いかもしれませんね。
視覚障害者本人に申出していただければ
確実にサポートできますが
白杖を持った方が改札を通った、など
駅員さんと連携をとれば見守ることができます。


2025年05月02日


2日 「即実行」医院を改善するために
言うばかりではなくすぐ実行すること。良いと思うことをやってみたら本当に良いか悪いかわかるし、悪かったら改善点も見えてきます。体で覚える、実感することが大事です。
ある日突然変わることはできません。
また、とっても高度な要求をしても
現場での対応が難しいと
スルーされてしまいますので
毎日できる小さなことからコツコツと、が大切です。

2025年04月16日




16日 「蟹歩き」七三歩きとも共通しますが
往来しぐさの一つ。一人しか歩けないような狭い道ですれ違う時、蟹のように体を横向きにして胸と胸を合わせる恰好で歩いてすれ違いました。すれ違う相手へのあいさつと思いやりの心がうかがえます。
院内の廊下を歩く時
真ん中を歩かず壁際を歩きます。
院内ではそれほど狭い通路はないはずですが
何か持って歩く時は
体を横向きにする蟹歩きを心掛けましょう。

2025年04月15日


15日 「韋駄天しぐさ」院内で走り回ることはないとは思いますが
韋駄天(いだてん)とは、仏舎利(釈迦のお骨)を奪って逃げた鬼を追いかけて捕えたり、僧の救難を走って行って救ったといわれている神。江戸の町では非常に早く走ることは禁じられていました。人にぶつかったりして事故のもとになるからです。
急いでいる時も
少し早めに歩くペースで
事故防止に努めましょう。

2025年04月07日


7日 「おつとめしぐさ」患者さん満足度アップ、CS向上のために
長年の積み重なで一種の習慣化したしぐさのこと。
無意識にできてしまう「くせ」。おつとめしぐさは、義務感を超えた、そうしたいとする自発的なしぐさを言います。
自院で開業以来積み重ねてきた
しぐさがあると思います。
先輩のおつとめしぐさを
残していくためには
なぜこの思草を
(江戸しぐさでは、「しぐさ」を思う草と書きます)
する様になったか記録を残しましょう。

2025年03月31日


31日 「草主人従」個人的な感想ですが
江戸時代は草(自然)を主と考え、人間はそれに従うべきであるというあったのは(そうしゅじんじゅう)のエコロジー的な考えが基本。寺子屋でも、小さな地球の中で生きとし生けるものはすべて相互関係にあるということを教えていました。
自然を大切に、というのは
人間が自然より上の立場、
というイメージがあって違和感を感じます。
自然が主で人が従う、
という考えが江戸時代からあったのは
さすがだと思います。

2025年03月28日


ご縁があって
メディカルスタディ協会(MSS)東海に参加しています。
一般社団法人メディカルスタディ協会のHPより
一部引用し協会の目的をご紹介します。
医療・歯科医療・介護に対する最新の情報の提供MSS東海は毎月第1木曜日の夕方5時から
医療・歯科医療・介護の現場で実践できる具体的ノウハウの構築と提供
医療・歯科医療・介護に対する定期研修会の実施と啓蒙活動
名古屋駅前ウインクあいちにて
研修会が開催されています。
研修会情報 一般社団法人メディカルスタディ協会 東海
研修の内容も役立ちますが
何より様々な職種の会員の皆さんとの
人間関係の繋がりが一番の財産だと思います。
会員登録をしていなくても
ビジター参加できますので
遊びに(名刺交換)いらして下さい。


2025年03月24日


実は公益社団日本医業経営コンサルタント協会から
たくさん出版物が出ています。
医業経営の勉強をされたい方は
協会のホームページをチェックなさってみて下さい。
『医療経営コンサルタント一次試験』
『クリニック経営のエッセンス』
『コンサルタントがみるCOVID-19後の医業経営戦略』
『成功医院のセオリー』
『医業経営コンサルティングマニュアル』
『入門医業経営指標』
上記本11冊のうち3冊は
すずたけもお手伝いしています。

2025年03月21日


先日、プリメド社さんと
『クリニック標準マニュアル集 基本セット』の
改訂版について打ち合わせをしていたところ
やはり最近では
書店で本を買う方が激減しているとのことでした。
本を買う方もアマゾンなどネット購入では
自分の興味のあるテーマを選べたり
書店よりも選択肢が多い場合もあるので
購入しやすいメリットもあります。
すずたけの本
『クリニック経営簡単実践アイデア集1,2』
『ミーティングレシピ集』は
在庫なしになりましたが
『クリニック経営簡単実践アイデア集3』と
公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会でまとめた
『クリニック経営のエッセンス』は
まだ在庫があるそうですので
紙の本を読まれる方は
ぜひご注文いただければ嬉しいです。
プリメド社 | 書籍一覧 | プライマリ・ケアの考えに基づいた専門出版社

2025年03月20日


20日 「通りゃんせ」スタッフが患者さんの前を横切る時など
わらべうたにもあるように、「どうぞお通りなさいませ」という、譲る気持ちを表すしぐさ。道路では、右を見て左を見て、相手を先に通した後で自分も出ていくゆとりを心に持ちましょう。
少し頭を下げるしぐさをすると
「前を通して下さってありがとうございます」の
感謝の表現にもなります。
