2025年04月25日


昨日に続き
長崎市社会福祉協議会さんの
『児童・生徒のための高齢者疑似体験指導の手引き』を
引用しご紹介しています。
手引きの中で疑似体験メニュー(例)として
下記が掲載されていました。
1.新聞又は国語の教科書を読んでみる(視力低下)MMPのユニバーサルマインド研修では
2.折り紙を折ってみる(指先の感覚)
3.箸を使って小物(豆、おはじきなど)をつかんでみる(手先の感覚)
4.ペットボトルの蓋をあけ、水をコップに注ぐ(指先の感覚)
5.筆箱から鉛筆・定規を取り出す(指先の感覚・視覚)
6.テレビの音を聞いてみる
7.階段の上り下り(関節の廊下・視野狭窄)
8.マットを敷いた上で起き上がり動作をしてみる(筋肉の低下)
9.障害物(平均台など)を乗り越えてみる(筋肉の低下)
医院の駐車場から受付、呼び出し、会計の流れですが
この体験メニューの実施は
視力低下、手先の感覚、関節の老化、筋肉の低下が
ストレートに理解できると思いました。
介護事業所でも大切ですが
クリニックでもぜひ
ユニバーサルマインド研修を1年に1度行って
高齢患者さんへの接遇力をアップしましょう。
お住いの市町村などで
高齢者疑似体験セットを
貸し出ししているところもありますので
利用してみても良いですね。
蒲郡市は無料貸し出ししています。
