2025年01月06日


「江戸しぐさ」を
芝三光(しばみつあきら)先生に学び
伝承活動をされて来られた越川禮子先生。
大正15年、昭和元年生まれの白寿。
今年で99歳を迎えられます。
今月から少しずつ
越川先生がまとめられた「いき暦カレンダー」を
ご紹介して参ります。
6日 「人はみな仏の化身」現在は
江戸の町人は一期一会の精神をもってくらしていました。
初対面の場合でも、こうして会うのも何かの縁というわけで、真摯な態度で接しました。「目の前の人は仏の化身」という言い方もしました。
「特定非営利法人日本のこころ江戸しぐさ」ですが
スタート時は「特定非営利法人江戸しぐさ」でした。
越川先生の江戸しぐさのご紹介文です。
私達は住み良い社会の実現と社会的課題を解決する活動して、「江戸しぐさ」を普及振興することで、安心な社会づくりと、豊かな人づくりをめざしています。日本のこころ・江戸しぐさ
「江戸しぐさ」は町方のリーダーたち(町衆)が、江戸の町の繁栄と平和の存続を考え、また異文化の人々との共生に知恵を絞り、率先しておこなった行動哲学です。やがて一般町人にも浸透して、しなくてはいられない江戸っこのくせ(江戸しぐさ)になりました。
こうしたお互いの思いやり、助け合う「江戸しぐさ」が子育てや教育に活かされ、コミュニティづくりや職場づくりなど、これからの社会に役立つことが、未来への貢献となり、伝統文化の振興にも寄与することであると考え、特に感性豊かな子供たちや若い人達にこそ、共生の文化「江戸しぐさ」を伝承していくことが重要だと考えています。
