2024年10月07日


『病気を診ずして病院を診よ
麦飯男爵 高木兼寛の生涯』
というタイトルを見ても
何のことやら?ですが
東京慈恵会医科大学を設立された
高木兼寛さんの伝記をまとめられた
倉迫一朝さんのご本です。
高木氏は1849年宮崎県生まれ。
医学を志し明治8年に
英国セント・トーマス病院に留学。
セント・トーマス病院には
当時看護師のナイチンゲールがいたそうです。
帰国後、海軍大医監や東京慈恵会医科大学や
同病院を設立されています。
その麦飯男爵の有名なお言葉が
「病気を診ずして病人を診よ」です。
医療機関で働く方の根本の心構えとして
記憶に残したい言葉です。
