2024年05月15日


院内DIGとは
地震や津波などの災害が発生した場合に
院内がどの様な状態になるのかを想像するゲームです。
D ディザスター
I イマジネーション
G ゲーム
例えば、静岡県の浜名湖近隣では
入江の地形がいろいろなので
「東海地震が発生しました。何分後にどの方向から津波が来ると思いますか?想像してみて下さい。」
「医院の南側は高い堤防があるので津波は堤防を回り込んで西側から来ると思います。」
など。
また、地震が発生したら、ではなく
「震度7の揺れが起きたら、待合室はどうなるのか想像してみて下さい。」
「イスは全部飛んでいってしまいそうです。」
「窓ガラスも全部割れると思います。」
この様に「DIG」をすることによって
院内ハザードマップを作成します。
保健所に届出している図面をコピーして、そこに
・ガラスが割れて危険・・・赤の斜線
・棚が倒れて危険、壁から物が落ちて危険・・・黒の斜線
・出火する可能性あり・・・火のマーク
・安全そうなエリア・・・緑で囲む
院内ハザードマップを作成することで
地震発生時に
「待合室の中央でダンゴ虫のポーズ」とか
「受付前で頭部保護してください」などの
声掛けがしっかりできます。
