2023年08月21日


令和4年歯科疾患実態調査が
厚生労働省から発表され
日本歯科新聞さんに取り上げられていました。
歯科医院のこれからを考えた場合
歯科の国家試験の合格者が2000人に減り
女性の合格者の割合が
どんどん増えているため合格者3000人の頃
開業割合が90%以上だった歯科医師ですが
恐らく女性歯科医師の開業割合は
2〜3割以下だと思いますので
開業する方の割合は
半分以下になるのではないでしょうか。
この流れの中でも全国民の歯科検診や
「健康寿命」を延ばすキャンペーンなどから
歯科医院に定期通院される方が
増えると思います。
1.歯や口の状態について気になること
総数から、「ある」は41%
「ない」は59%ですが
%だけ計算すると
1〜19歳の「ある」は22%ですが
30歳〜64歳の働き盛り年代は2倍の44%
65歳以上も同じくらいの43%
2.歯科検診の受診は
総数から受けた者58%
(男性52%、女性63%)
1〜19歳 76%
30〜64歳 50%
65歳以上 57%
この2点から
若い方は気になることは少ないけど受診している。
30〜64歳の年代は
気になることがある人は受診している。
表から見ると
70歳から上の方は
年齢が上がるにつれて
受診率が下がっています。
働き盛りの方と(特に男性)
高齢者に受診していただくことが
これからの歯科医院経営の
ポイントになりそうです。
つづく
