2023年06月08日


保険証のマイナンバー移行の次は
オンライン処方箋の登場です。
深く考えてみると
医療機関の薬価差益の収益を減らすために
ニンジンをぶら下げて
院外処方へ誘導してきました。
院外処方の割合は
十分に増えてきたので
そのニンジンを外す。
いつもの厚労省の手法です。
門前薬局ではなく
大規模薬局へ患者さんを誘導すれば
ざっくり調剤の点数が下がって
〇千億円の医療費削減につながりますが
ふと思いついたのが「薬価」です。
国は定期的に薬の仕入値を調べて
薬価を毎年マイナス改定して
以前、院内処方時代は20%あった薬価差が
大幅に減っています。
超大手の薬局さんが
調剤業務をまとめるようになると
当然、薬の仕入値は
小規模門前薬局さんより
10%以上は安くなるでしょう。
となると
小規模門前薬局さんでは
薬を仕入れると赤字、という可能性も出てきて
廃業も視野に入ってきます。
この作戦を進めれば
薬価差で1兆円の医療費削減
プラス調剤基本料ダウンでも
大幅医療費削減につながる狙いがあります。
