2023年05月18日


最近の光熱費のアップは
コロナでダメージを受けてる医療機関にとって
更なるダメージです。
財務データを見ていると
ざっくりですが
100床規模の病院で
年間1000万円の光熱費増加。
老健特養では
700万円〜800万円の増加。
整形のように床面積の広い医院から
普通のクリニックは
100万円〜200万円の増額、
といったイメージです。
院長先生によっては
・エアコンの温度アップダウン
・電気をこまめに消す(一部電球を外す)
など節約を強調される場合もありますが
スタッフにとっては手間が増え
プレッシャーも増えます。
同じプレッシャーであれば
前向きに考えると良いと思います。
A病院
患者さんの入院単価3000点であれば
3000点×365日=約1000万円
(年間1000万円の収入)
原価を考えれば
現稼働率が85床であれば
「皆で頑張って光熱費リカバリーのため
87床を目指しましょう」
と激励。
クリニックであれば(患者単価600点)
1日平均50人の医院さんでしたら
600点×250日=約150万円
(年間150万円の収入)
「皆で頑張って1日1人患者さんを増やしましょう」
と激励。
前向きな努力の方が良いと思っています。
