2023年04月19日


クリニックで働きながら
看護学校へ通うという事例は
あまり心当たりがありませんが
歯科助手で働いていた方が
衛生士さんに憧れて
歯科衛生士学校へ通って資格を取る、
という事例はよくあります。
ある程度の規模の病院では
理学療法士、作業療法士、
専門学校や看護学校へ通って
国家資格を取ることは少なくありません。
物価が上がっている今では
学費の負担も重くなっていますので
この様にやる気のあるスタッフをサポートするために
クリニックでも奨学金制度が
あった方が良いと思います。
例えば
入学金20万円
授業料50万円
テキスト代10万円を医院から貸与。
基本的には金銭貸借契約になります。
50万円+10万円×4年分+入学金20万円=260万円
260万円を貸し付けて学校へ支払い。
その後
試験に合格して自院で働き始めたら
貸し付けた金額を奨学金手当として
給与・賞与に上乗せして返済してもらいます。
返済期間5年(ある意味、お礼奉公5年)なら
年50万円ずつ
毎月のお給料に3万円(12回)
ボーナス7万円(2回)上乗せして
税金、社会保険料は本人負担で計算します。
途中退職の場合は
貸付の残金を返済していただきます。
やる気のあるスタッフに
・看護師の資格を取りたい
・歯科衛生士の資格を取りたい
と思っていただける仕組みを
用意しておくことが大切です。
