2021年09月17日


2021年9月1日付『日本経済新聞』に
医療費最大の1.4兆円減という記事が掲載されました。
昨年度、コロナで受診控え
コスト抑制の余地映す
単に1.4兆円減ったと言うよりは
毎年1兆円ずつ増え続けている医療費ですから
実質2.5兆円減少。
そして、国の支出が1兆円。
健保連の支出が1兆円減っているのです。
キーワードはこの記事の中にあります。
記事より引用させていただきます。
大幅減はコロナ禍という特異な背景があるものの、真に必要な受診への絞り込みなど医療コストの効率化の余地が大きいことも映し出している。といった論調が書かれています。
医療費の助成が大きい小児科などはかねて過剰受診も指摘されてきた。
「必要性が高くない受診もある程度存在していた可能性がある。医療費は予算制約があり、自己負担を課すことが望ましい。
病床についても「日本は急性期を中心に全体として過剰。地域医療構想の下で適正化していくのが望まれる。コロナ後は在宅医療の体制強化が必須だ」
コロナを利用して
医療費を減らす・増やさない仕組み作りが
着々と進められていきそうな気配がします。
