2021年06月29日
個人的に語感をまとめてみると
その音を発音する時の
口の形、発音のメカニズムが
脳の中にイメージを形成します。
母音を発声してみましょう。
「ア」
大きく口を開き空気を流すため
開放的なイメージになります。
「イ」
キュッと口を絞って発音するので
きつい、集中するイメージ。
「ウ」
ウも口をつぼんで口の中で発音するので
内にこもったイメージ。
「エ」
口を横に広げて
口の上方から風を送り出すので
距離や時間が離れているイメージ。
「オ」
口を丸め包み込むイメージ。
「マミムメモ」
マ行は赤ちゃんがお母さんの母乳を飲む時の口の形なので
母性のイメージ。
例)ママ、マザー、ムッター
(↑は世界のお母さんの呼び方です)
ということで
医院名を考える時に
優しく包み込むイメージであればマ行とオの段。
専門性をしっかりアピールし
強い意志を表現する場合などは
イの段かもしれません。
「すずき」だと語尾がカ行イの段なので
固く、強いイメージになりますが
「すずたけ」にすると
エの段で少しまろやか。
歯医者さんでしたら
カ行・サ行が多いと固くて風が流れて
口の中がしみるイメージになります。
例えば
「ささせしか」
「ささししか」
「すせしか」
とイメージしてみると
歯がしみる感じがしますね。
(ささせしかさん、すみません)
語感についてのイメージを
お伝えできたでしょうか。
開業を検討中の皆様も
語感を大切にした医院名を
しっかり意識なさって下さい。