2018年12月10日
先日、メルマガで
クリニックのコスト削減について
かかれている文章を見かけました。
(以前見かけたものと同じ様な内容でした)
院長先生に気をつけていただきたい点は
コスト削減について
あまり細かいことをスタッフに
ガミガミ言わない方が良いと思います。
例えば電気代。
中規模なクリニックで
120万円の電気代(月額10万円)
を支払っている事例で考えてみます。
・診療開始10分前でなければ電気は点灯しない
・お昼休みは必ず電気を消す
・通路の照明は電球を外して1個おきにする
・エアコンの温度、夏は28度に設定する
この様な努力を重ねて節約できる電気代は
いくらでしょうか?
おそらく20%(月に2万円)
節約できれば良い方だと思います。
患者さんからすれば
・夏暑い
・電気が暗い
スタッフからすれば
・夏暑い
・消し忘れを細かく注意される
との不満が出そうです。
この月額2万円を
外来患者さんの人数に換算すると
1ヶ月に3〜4人。
・こまめに電気を消す努力
・暑い夏を我慢する努力
これらを患者さんに対するサービスに
向けた方が良いのではないでしょうか。
事務用品代の節約のために
裏紙を使った場合はどうなるでしょうか。
1ヶ月、A4用紙1パック節約できても
380円ほどです。
この金額と
個人情報などが漏れるリスクを比較した場合
どうお考えになりますか?
単価が高めの事務用品・トナーなどを
発注する場合は
(アスクル、アマゾン、カウネットなど)
3社の中から安い所へ発注する
というルールはあった方が良いと思いますが、
すずたけとしては医療機関の場合は
細かい経費節約よりも
スタッフの意識を患者さんに向けていただく方が
良いと思います。