2017年11月09日


近頃、医療の広告報酬規制で
美容整形の手術前・手術後の
写真の掲載を禁止する
という方向が示されています。
●ネット上の広告
ホームページは検索して
自分から見に来るための広告ではない
●バナー広告
他の画面を見ていても
表示されるものなので広告である
という基本的な考え方がありますが
まず、バナー広告は広告である
ということすら認識していない
Dr.もときどきいらっしゃいます。
・CT撮影無料
・〇〇キャンペーン無料、割引き
・〇〇市で唯一
・インプラントセンター
といったワードをバナー広告で
平気で掲載しているのを見かけると
脇の甘さに少々恐ろしくなります。
厚生労働省では平成29年度に
ネットパトロールを強化し始めました。
厚生労働省のホームページより
引用致します。
医業等に係るウェブサイトの監視体制強化
1 広告等の監視
医業等に係るウェブサイトが医療広告規制等※に違反していないかを監視
↓
2 規制の周知等
不適切な記載を認めた場合、当該医療機関等に対し規制を周知し、自主的な見直しを図る
↓
3 情報提供
改善が認められない医療機関を所管する自治体に対する情報提供
↓
4 実態把握
自治体に対する情報提供の後の改善状況等の調査を行う
※医療法、医療法施行令、医療法施行規則、医業、歯科医業若しくは助産師の業務又は病院、診療所若しくは助産所に関して広告することができる事項、医療広告ガイドライン及び医療機関ホームページガイドライン
期待される効果皆さん、バナー広告は
ウェブサイトの監視体制の強化により、美容医療サービスを提供する医療機関等のウェブサイトの適正化につなげ、消費者トラブルの減少を目指す。
しっかり広告であることを認識し
また、ホームページも
良識のある内容にしましょう。

