2017年11月08日


皆さん「アドヒアランス」
という言葉をご存知でしょうか。
直訳すると
「執着心」ということらしいのですが
公益社団法人日本薬学会の解説によれば
アドヒアランスとは、患者が積極的に治療方針の決定に参加し、その決定に従って治療を受けることを意味する。まだまだ知られていない言葉ですが
患者自身の治療への積極的な参加(執着心:adherence)が治療成功の鍵であるとの考え、つまり「患者は治療に従順であるべき」という患者像から脱するアドヒアランス概念が生まれた。このアドヒアランスを規定するものは治療内容、患者側因子、医療者側因子、患者・医療者の相互関係という点でコンプライアンスとは大きく異なる。例えば服薬アドヒアランスを良好に維持するためには、その治療法は患者にとって実行可能か、服薬を妨げる因子があるとすればそれは何か、それを解決するためには何が必要かなどを医療者が患者とともに考え、相談の上決定していく必要がある。
すずたけとしては歯科の予防治療にこそ
このアドヒアランスという考え方が
大切なのではないか
と感じています。
・健康寿命を延ばすためには
口腔ケアが大切
・毎月通院することは面倒だが
3ヶ月〜4ヶ月に1回の通院は
床屋さん・美容院に通うのと
同じイメージで可能
・口腔内が清潔に保たれることに満足する
という知識をしっかり形成されている
歯科予防アドヒアランスを
広めていきたいと思います。

