2017年08月29日


ハーバードの謝罪マニュアルは
このブログでも
かなり以前に取り上げています。
過去ブログ
2017年8月10日付『日本経済新聞』
「経済教室のコーナー」より
引き続き引用させていただきます。
米国では「権利」を主張して、訴訟では何があっても謝ってはならない、謝ったら最後、責任があることを認めた証拠になるという風潮があった。しかし、アイムソーリー法のもとでは、医療事故が起きた場合、「ごめんなさい」と謝ってもそれが訴訟における証拠とはならず、後で訴訟となっても謝ったことが不利にはならないのである。大竹教授も記事で書いてらっしゃいますが
この法律ができた背景には、「医者は訴訟を恐れて謝罪をさける傾向がある」ということや、「患者は怒りのために訴訟することが多いが、その怒りの理由が、医者が消して謝罪しないこと」というのがあるそうだ。そこで、医療過誤があった時、医者が患者に謝罪して関係を良くしようという意図があった。
謝罪する状況には陥りたくないが
うまく謝罪をすることも大切ですね。
記事に書かれている様に
「上からの目線」のような、謙虚さを欠く傲慢な態度では許しを得られない。「心」の部分を大切にし
相手の感情に対して
「素直」にお詫びをし
再発防止の方法を考えることが
大切かと思った記事でした。

