2017年08月04日
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すずたけが
現場での経営改善にこだわるのは
若いころの体験からです。
大学卒業後、
老舗の大手繊維メーカーに就職し
管理部管理課のお仕事をしていました。
この当時、脱繊維を図るため
日本でも最大手の
コンサルタント会社に依頼し
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント
(PPM)を1年かけて
コンサルティングされていました。
自社の生産物を非常に細かく
4つの分類をしました。
花形(Star):
継続して投資し、金のなる木を目指す
問題児(Question Mark):
市場シェアを高めて、花形を目指す
負け犬(Dog):
早期に撤退の検討を
金のなる木(Cash Cow):
稼げるだけ稼いで
利益を他の事業へと分配
画像:http://www.spi-consultants.com/ja/terms/archives/product-portfolio-management.php
とてつもなく多くの種類の製品を
細かく4つのポートフォリオにして
区分して分析していました。
かなり高額なコンサルティング・フィーを
お支払いしてました。
若気の至りですが
それぞれの製品が
どのポートフォリオに属するかは
大学出たての若造でも
なんとなく分かっていました。
商品の分類が大切なのではなく
●将来の成長性のある
商品をどの様に拡大するか
●成長性の低い商品を
どの様に伸ばしたらよいか
といったコンサルが大切なのではないかと
ずっと思っていました。
一番の平社員なので
そんな意見を言うことが
出来ませんでしたが、
机上の理論だけのコンサルを
好きではないのは
このときの体験が原点です。
また、バランススコアカード
(BSC)が流行したときも同様で
バランススコアカードという手法に
非常に注目が集まり
具体的に病院を改善するために
それぞれの現場が
何をすれば良いかということが
置き去りにされてしまっている
イメージがありました。
もちろん、そうでないコンサルも
たくさんいらっしゃいます。
このような経験から
現場の改善を一つ一つ積み重ねることを
大切にしたいと考えるようになりました。
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