2016年12月05日


医療機関を受診する
患者さんの不満第1位は”待時間”です。
(統計データから
最近は少しずつ改善されてきている様です)
「待時間」と思うから、不満になるのであって
”待時間⇒楽しい時間”に転換すれば
不満ではなくなります。
ディズニーランドで言う
「プレショー」です。
同じネタを何度も書いて恐縮ですが
2016年11月12日の日本経済新聞広告欄に
待合室をアートにする広告が出ていました。
宮本秋風10点揃え
『季節の風景』です。
価格は10点セットで158,000円。
紹介文と10点の絵のテーマ。
世界から注目される木版画の巨匠が描く
四季折々の風景と富士、今ここに一堂に集結
春「春うらら」
夏「菖蒲雨」「サルビアの夏」
秋「秋雨」「秋の大地」
冬「雪帽子」「里の雪」
富士「富士山山中湖より」「赤富士」
待合室の壁を毎月季節に合わせて四季折々の風景と富士、今ここに一堂に集結
春「春うらら」
夏「菖蒲雨」「サルビアの夏」
秋「秋雨」「秋の大地」
冬「雪帽子」「里の雪」
富士「富士山山中湖より」「赤富士」
掛け替えて飾っても良いですし、
入口から順番に10点並べても楽しそうです。
患者さんの人数に換算すると、
1年間16万円の投資は
(細かいですが)
16万円÷250日÷600点=0.1人
なんと、1日0.1人の患者さんで
回収出来る投資なのです。
ということは、この様な絵画を
10セット購入しても
1日1人の患者さんが増えれば良いのですね。
こう考えるといろいろ工夫したくなりますね。


※宮本秋風さん「春」「冬」作品より
