2016年05月02日


鎌田洋先生のディズニー神様シリーズ新刊
『ディズニー キセキの神様が教えてくれたこと』
が出版されました。
帯紹介にも素晴らしいコメントが。
「読んだ人の9割が涙した・・・
ほらごらん、
人生は奇跡に
満ちあふれている。」
人生で大切なことに気付く
3つの物語。
今まで読んだ本の中で
一番泣ける本です。
本文より少し引用させていただきます。
私がディズニーで働いていたとき、ゲストから毎日のようにゲストリレーションなどの部署を通して手紙が送られてきました。パークでのうれしかった出来事からお叱りの言葉まで内容はさまざま。中略
ですが、どの手紙にも共通していたことがありました。
それは、ほとんどすべてと言っていいぐらい「人」に関する内容だったのです。
どんなにIT(情報通信技術)やロボットが進化しても、もうダメかもと思うようなところから人の心を救い上げ、元気づけることができるのはやっぱり「人」。中略
ウォルトは「人間が人間らしくいられる場所」としてディズニーランドをつくりました。
外の世界では勉強や仕事優先で、つい見失ってしまいそうになる人間らしい物事の感じ方や、人への思いやり。そういった人間の喜びを、ディズニーの世界ではとても自然に取り戻すことができる。
ときには、それによって思いがけないことは起こり、人はそれを”キセキ”と呼んだりします。
本当は誰もが誰かのために、いろんな力になることができます。キセキだって起こせる。
ディズニーの”夢と魔法”は、まさにそんな人間本来の力を取り戻すために存在するのだと言ってもいいでしょう。
最近、ロボットのホテルを作った会社の
中間決算が赤字だとの
新聞記事を読んで、
コスト削減のために「人」を減らし
ロボットを増やしたり
プロジェクションマッピングを増やしても
駄目なのですね。
やはり大切なのは「人」
ということに気付く一冊でした。

