2005年10月07日


とても分かりやすく、今の銀行の現状が理解できる本だと思います。
オーバーバンキングを解消することと、
一県一行の独占状態は望ましくないので、一県二行の体制を目指している。
従って3行以上ある県で最も弱い地銀は要注意とのお話、
普段と全く違う視点から銀行を見られてなるほどと納得です。
幸い地元の愛知県は比較的強い銀行で、
しかも大手銀行により系列化が進むようです。
また、おもしろかったのは、銀行が預金をあまり集めると
損をするというお話です。
100円集めて貸し出すと5銭(0.05%)しか儲からないのに、
預金保険機構の保険料として8銭(0.08%)支払わないといけないので、
赤字になってしまうとのことです。
最後に地域密着こそが地銀の生き残る道と書いてありますが、
本当にその通りだと思います。
様々な銀行の方を見ていると
どうも顧客よりも地域よりも本部に向かって仕事をしているように感じてしまいます。

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1. 「非常に儲ける人」の1億円ノート [ ★☆★自己変革で人生・ビジネスに劇的な変化を!〜毎日書評・本の要約。 ] 2005年11月29日 18:15
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