2005年09月02日
玄関に傘立てを置かれている医院の殆どが、
忘れ物傘がそのままになってしまっているように思います。
中には古い傘が一杯入っていて、新しい傘を入れる余地が少ない場合もありますね。
以前、帝国ホテルのサービスの中で、忘れ物は日付のタグを付けて
保管しているとの本を読んだことがあります。
毎日夕方診療後に『○○月○○日分の忘れ物傘』とタグをつけて
保管をされてみてはいかがでしょうか?
もちろん傘立てのところには、
「忘れ物傘は受付にて保管しておりますので…」
との掲示が必要です。
いつ忘れたか分からない場合でも、患者さんのお名前が分かれば、
前回来院日が分かりますので、お出しできると思います。
傘立ての周囲をすっきりします。
2.靴を脱ぐ場合
靴箱とスリッパ入れの分離はどのようにされていらっしゃいますか?
スリッパは滅菌器や消毒済みなどの工夫がありますか?
体の不自由な方が靴を履きやすいように、
丸イスや靴べら、手摺りなどの準備ができていますか?
清掃は行き届いていますか?
下駄箱はどうしても砂埃がたまりやすいので、朝夕の掃除が必要です。
当然、玄関は診療所の「顔」ですので、ガラスも汚れがないよう、
清潔感・安心感をベースに管理をする必要があります。
3.待合室の本棚
他の患者さんの前を無理して通らないと本が取れない事はありませんか?
そのような場合、複数に分散して本屋雑誌を置いてください。
また、時々本を揃えに受付の方が待合室に出て行くようにして、
患者さんに声をかけることも大切です。
4.荷物置き
診療室、トイレ、検査室、処置室、歯科のチェアの横に荷物置きがありますか?
また、「バッグはこちらへどうぞ」の一言も忘れずに…
5.中待合の居心地チェック
中待合はそれほど長時間いないものですから、意外とチェックされていません。
パイプイスや丸イスの場合もあります。
やはり体調の悪い方が見えている訳ですから、
ゆっくり座れるイスや、例え短時間でも横になっていられる長イスをお願いします。
また、空調が行き届かなかったりしますので、
温度管理(追加の暖房・冷房器具の設置等)に注意してください。