働きやすい職場作り 記事一覧
2023年05月26日
新入職員の教育研修に悩んでいる
医院さんも多いと思います。
もともとクリニックの受付事務員さんは2〜3人、
多くても数人の体制で
新入職員にお仕事を教えようと思っても
手が回りません。
1人退職者が出て
募集しているわけなので
ただでさえ手が回らなくなっているタイミングに
日常業務プラス教える手間は厳しいです。
そこで思いついたことが
受付マニュアルの整備です。
そんな医院さんにドンピシャの1冊が
プリメド社さんの
『クリニック標準受付マニュアル集 基本セット』です。
4つの特徴
��どの地域でもどの診療科でも使えるよう受付マニュアルがない医院さん
標準化された汎用マニュアル集です！
��受付に必要な業務別の14マニュアルがバインダーにセットされていますので
自院用として今日からすぐに活用できます！
��CD収録のマニュアルデータ（Word）をダウンロードし
自院に合わせて自由にアレンジできます！
��マニュアル業務の達成度がスタッフ自身で評価・確認できる
「セルフチェックシート」付きです！
●企画／編集者のことば
少人数チームが中心のクリニックでは、マニュアルを作成して標準化するところまでなかなか手が回らないことが多いように感じています。ベテランスタッフの経験知があるため、マニュアルを作らなくても毎日の仕事は困らないというクリニックもあるかと思います。ところが、ベテランが退職した後や新人さんが入職した場合など、頭の中だけのマニュアルでは、なかなか教育もできなかったり、不慣れな手順から、ミスを誘発してしまうトラブルも発生しています。このような小規模な医療機関にとって、標準的、基本的な項目から自院のオリジナリティを加えてバージョンアップしていくようなベーシックマニュアルがあれば、とても役に立つのではと思い、この「クリニック標準受付マニュアル集」を作ろうと思いつきました。
（『クリニック標準受付マニュアル集』使い方ガイド「はじめに」より）
ぜひ参考になさって下さい。
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2023年05月12日
2020年8月から
MSG（メディカルサポートグループ）に参加して
14本の動画をアップしました。
今回３本録画参加し
アップされました。
1.受付応対の工夫（CS向上）
2.スタッフの説明力アップ
3.院内勉強会の具体的事例
もちろんすべて無料で
それぞれ10分くらいですので
ちょっとした空き時間にご覧いただけます。
初めのころは
YouTube動画のイメージもなく
外部講演のペースで録画していましたが
YouTubeは10分くらいの長さが
見ていただきやすいと知り
短いバージョンにしています。
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2023年05月10日
医院を改善しようと思っても
院長先生やスタッフが
改善しなくてはいけないと
気付かないと改善が前へ進まないと思います。
そんな「気付き」を
5分間ミーティングネタで
いつも考えています。
言葉だけの説明では患者さんに伝えにくい
↓
【いも虫ミーティング】
自分の書いたいも虫を言葉で説明して
書いてもらうことで
絵を見せればすぐにわかるけど
言葉だけでは時間もかかるし
不正確ということに気付く。
患者さんの情報共有の大切さ
↓
【3人4脚ミーティング】
3人4脚は打ち合わせ、声掛けしないと
スムーズに動けないことに気付く。
患者さんを観察することの大切さ
↓
【マーク研修】
見ている様で見ていないことに気付く。
などなど
院内ミーティングの時に
ぜひお試しください。
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2023年05月02日
メディカルサポートグループ（ＭＳＧ）では
医院に役立つ様々な情報を
YouTube動画で流しています。
MSGとはすずたけも先日３本ネタを録画しました。
このチャンネルは、株式会社MMS、有限会社メディカルサポートシステムズ、株式会社KMSが共同で企画・運営を行っており、日本医業経営コンサルタント協会の有志で動画を作成しております。 診療所、病院、調剤薬局に勤務されている方向けに、できるだけ分かりやすく実務に役立つ情報をお届けします。 チャンネル登録することで「MSG メディカルサポートグループ」の最新動画など、すべての動画をすぐに視聴することができます MSG運営のYouTubeは各専門家による実務経験に基づいたお話しをして頂いております 各専門家独自の表現、用語活用がある事をご理解頂きたいと思います
『受付対応の工夫（cs向上）』
『スタッフの説明力アップ』
『院内勉強会の具体的事例』
アップ日程は決まっていませんが
決まり次第お知らせしますね。
（こちらからはすずたけの過去動画ページ）
一つ気付いたのは
YouTubeの動画は
あまり長時間だと
見てもらえないとうことです。
今回はコンパクトに
10分くらいにまとめてみました。
MSGチャンネルの人気動画順にも
並び変えられます。
お時間のある時に
ご覧になってみて下さい。
下記は最新動画一覧です。
明日5/3から5/5はブログをお休みします。
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2023年04月26日
2023年4月12日付『日本経済新聞』に
お役所言葉、やめますという記事が掲載されていました。
言い換え・用語説明 愛知・犬山市が指南パターンとしては
漢字ばかりが続く場合は平仮名を入れる。
「〇〇小学校長寿命化改良工事」
↓
「〇〇小学校の長寿命化に向けた改良工事」
専門用語は一般の言葉に
「特別徴収」
↓
「（年金からの）引き落とし」
カタカナは前置きの言葉をプラス
「インクルージョン」
↓
「多様な人々を受け入れ、ともに関わって生きる社会を目指す」
院内で使用される言葉は
どちらかと言えば
専門用語とカタカナが多いと思いますので
皆で患者さんがわかりやすい表現を考えてみる
院内研修も良いかもしれません。
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2023年04月18日
退職金規定を作る場合に
MMPが提案しているのは
・有給休暇をすべて使って急に退職
・有給が残っていてもしっかり引継ぎをする
という退職時の差を
退職金で差をつけた方が良いと思います。
そのため退職金規定は
勤務1ヶ月につき3000円、といった
“長く勤めれば増える”という計算ではなく
上記の様な係数を決めて
基本給×勤続係数×係数
という計算にしておきます。
（自己都合の場合は、この5割か7割にします）
そして、その上で
医院に功労があった場合に
功労加算金を支払うという
プラスアルファです。
イメージとしては
3年〜5年は3万円、５万円、10万円の寸志。
5年〜10年でボーナス1回分から1年分。
5年ちょうど勤めて退職
20万円×5年×0.2＝20万円×自己都合5割＝退職金10万円
になります。
20日有給消化で10万円。
家族転勤などやむを得ない退職理由で
しっかり引継ぎもして下さっている場合に
功労加算金をプラス10万円。
といったイメージです。
いかがでしょうか。
詳細は退職金に強い社労士さんにご相談下さい。
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2023年04月17日
少人数のチーム力をアップするためには
スタッフとのコミュニケーションが大切です。
MMPでは
・6月と12月のボーナス時期に賞与面談
・4月に昇給面談
を行っています。
クリニックは少人数とはいえ
医師
↑
看護師
↑
受付事務
といった国家資格によるヒエラルキーが
暗黙の存在であるため
受付事務さんが院長先生に
気軽に話しかける、
というシチュエーションは少ないと感じています。
ということで
医院側で院長とスタッフとの
コミュニケーションの場を
意図的に設定しておくことが
大切だと思います。
面接時には必ず
指導や叱るのは遠慮し
・褒める
・感謝する
を忘れずに。
また、スタッフから
人間関係の悩み（対同僚、対患者さん）や
お仕事改善点などを
聞き出せると良いでしょう。
これは院長先生のコミュニケーション能力を
磨く場にもなると思います。
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2023年04月13日
少人数のクリニックでは
マンパワーの不足と患者さん対応が中心のため
不慣れなスタッフにいきなり
OJT（オンザジョブトレーニング）は困難です。
昨日書いた様に先輩の動きをメモ書き。
午前診療後に書いたメモを読み上げ
マイナンバーカードや保険証
診療報酬明細など
受渡ししている紙類の名前は
わからないと思うので
はじめに
紙類の名前は後で教えるので
A・B・C・Dでも〇印でもＯＫにしておきます。
患者さんからＡを受け取り
Ｂのフォルダーをお渡しして記入のお願い。
Bが戻ってきたら
記入内容をチェックして
受付カウンターの左端に置きパソコン入力。
入力後Cを印刷して
Bと一緒にクリアファイルに入れ
診察室の棚へ入れる。
こんなメモ書きをベースに
ABCの書式の名前を伝える。
そして
どうしてこの様な流れになっているのか説明。
患者さんが途切れて
余裕があるときはそこで実施。
忙しければ診療後。
こんなＯＪＴで良いのではないでしょうか。
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2023年04月12日
クリニックでは新卒スタッフが
4月から勤務スタート、は少数派かと思いますが
4月の初めに
新入職員の研修を
どの様にしていったらよいか悩むこともあります。
患者さん対応をしている受付スタッフが
受付業務をしながら新人さんに教える、
というのは難しいです。
クリニックでの
OJT（オンザジョブトレーニング）ですが
まず指導担当決めをします。
指導担当者には指導期間中
リーダー手当をプラスすると良いでしょう。
実際の動きとしては
先輩の動きをメモで記録するところからスタート。
そして、手が空いた時に
書いたメモを読み上げて先輩がチェック。
出来れば自院の受付マニュアルをお渡しして
マニュアルと突き合わせながら
先輩の動きを見てもらいます。
宣伝になりますが
プリメド社さんから
『クリニック標準受付マニュアル集 基本セット』
は自院に合わせて書き替えられるので便利です。
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2023年04月03日
クリニックでも近い将来
BCPを作成しないといけなくなりそうです。
BCPのリスクマネジメントという視点からは
どうしても地震などの
自然災害への対応が中心になり
最近、いろいろなところで
刃物を抜いて
突然周りの人を切りつける事件も
発生しているので
人的災害のBCP大切だと思います。
医院の受付で
患者さんが包丁を出した！！
スタッフが自分自身の身を守るための動き。
・受付カウンターを乗り越えて逃げる練習
（レイアウトにもよります）
・スタッフルームに逃げてカギを閉める
110番通報など。
・対面している本人は110番通報する余裕はないので
気付いたスタッフが110番。
・セコムの非常ボタンを押す。
余裕がなくてもセコムから110番通報してくれる。
患者さんの安全確保。
・待合室の患者さんに声掛けして外への誘導
・マイク設備のある医院さんではマイクで放送
犯人の行動抑制。
・消火器を犯人の顔に向けて放出。
などなど、
非常事態に備える訓練もしてみましょう。
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