ライバルに差のつくアイデア 記事一覧
2021年03月05日


コロナ感染防止から
待合室のお花なども片付けて
すっきりしてしまいましたが
先日、知り合いの方から
‟グレイスフルフラワー”を
ご紹介していただきました。
Graceful Flower 〜光触媒加工〜withコロナ時代の待合室には
生花のように精巧につくられた 生花にはない美しさを持つ花
そんな上質なアートフラワー(造花)を、グレイスフルフラワーと呼んでいます。
水やりなど毎日のお手入れは、まったく無用。
花粉アレルギー・におい・虫などの心配がないため
設置場所も選ばず、衛生的です。
すべてのグレイスフルフラワーに抗菌・抗ウイルス効果抜群の光触媒を採用
光触媒とは、物質が光を浴びることによって起きる化学反応です。
表面に加工された酸化チタンが、汚れや臭いの除去・細菌ウイルスを分解。
窓からの太陽光・室内照明の光に含まれる紫外線を利用するため環境にも優しく安全に快適な空間作りをサポートします。
只今、キャンペーン中
枯れないお花、光触媒加工のアートフラワーです。
小さな物から大きな物観葉植物などもあります。
お気軽にお問合せ下さい。
株式会社ケアライフ グレイスフルフラワー
〒441-8107
愛知県豊橋市南栄町字空池29-5
TEL(0532)37-4200
mail:gracefulflower@acc2001.net
ピッタリだと思います。

2021年03月04日


入院体験からクリニックの対応で
学べることをまとめてみました。
治療の内容は(医学的なことは)
まったくわからな患者さんに
どの様にわかりやすく
しかも効率良く説明するのかがとても大切。
インフォームドコンセントといっても
医学を勉強していない患者さんに
病気を理解していただくことは
とても手間が掛かると思います。
ポイントをイラストにして説明して
そしてそれを患者さんにお渡しできるようにする。
A
〇〇〇とは〇〇の〇〇が衰えて
〇〇になる病気です。
B
治療の方法は
イ 〇〇を使った〇〇か
ロ 〇〇のお薬を飲んで〇〇するか、
になります。
C
イ 〇〇を使った〇〇をすると
〇〇になります。
ロ 〇〇のお薬を飲み続けると
〇〇くらいで〇〇になります。
D
副作用は〇〇と〇〇が
主な症状としてみられます。
この様なことを
専門用語を使った言葉だけで説明されては
10%くらいしか理解できないと思いますが
イラストを使ってご説明し
その紙をお渡しすれば
75%の理解プラス紙を受け取ったことで
100%理解した気分になります。
そしてこれを
すべてDr.が行うのか。
場合によってはNrs.そしてクラークさんなどに
参加していただくことで
院内の流れがスムーズになり
他の患者さんの待ち時間も
短くなると思います。
ワンポイントだけのまとめになりましたが
「入院体験シリーズ」は
とりあえず終わります。

2021年03月02日


入院体験の
「その1」から「その2」まで
すっかり間が開いてしまったのに
「その2」を書きだしたら止まらなくなり
「その3」です。
◎手術の説明いろいろ
「気管挿管(?)するので
後で咳が止まらなかったり
喉がイガイガするかもしれません。
(「きかんそうかん」と言葉で言われても
文字が浮かびません)
麻酔が切れた後
吐き気がしたり、フラついたりします。」
不安になることを強調されるのは良いのですが
手術の手法については
「5ミリの穴を二つ
1センチの穴を一つ開けて〇〇します」
だけのシンプルさでした。
最悪の事態の説明をするのは
仕事柄、理解できますが
手術の内容やその手術によって
今後、身体がどう変化するのか、
という前向きの情報も欲しかったです。
<学び1>
リスクを説明するのは
「聞いてないよ〜」を防ぐために仕方ないとして
結びは「その結果、こんな効果があります」と
プラスの内容でお話を終えると、
患者さんの心が落ち着くと思います。
<学び2>
気管挿管で
“喉のイガイガ”(?)
“5ミリの穴を二つ”(?)
やはりイラストなど
目で見える説明が大切ですね。
内視鏡オペを理解しているつもりでしたが
実際に使用する器具を見せながら
イラストで説明して下されば
分かりやすいと思います。
知らない、分からないは、不安が続きますが
「ふ〜ん、内視鏡ってこんなに小さくて
こんな動きをするんだ。」と
分かっただけでも
気持ちが落ち着きます。
つづく
(やはり書き切れませんでした)

2021年03月01日


すっかり間が開いてしまい
申し訳ございません。
自分自身が入院初体験で気付いた点を
順番に振り返ってみたいと思います。
日帰りオペで
念のために1日入院なのですが
まずは
◎入口
自分で車を運転して行っても良いのか、
帰りは運転できる状態のなのか、の説明なし。
バス:本数少なく、自宅近くまでのルートなし
タクシー:近すぎてもったいない
徒歩:痛みが心配、寒い
と、患者さんとしては、まず
病院に到着するまでの手段が必要、
という点は盲点でした。
都会であれば
電車に乗っていくのか、も心配ですよね。
<学び>
入院患者さんの交通手段の確認、案内書作成
◎PCR検査
手順、待ち時間は別として
PCR検査は
「陽性の場合のみ保健所からご連絡致します」
と言われました。
金曜日の午前中に検査。午後連絡なし。
そこからちょうど土・日・月の3連休で連絡なし。
火曜日も連絡なし。
ということで、陰性であったのだろう、と推測。
(安心感はありません)
<学び>
いつ頃連絡するのかを伝えれば
患者さんも安心。
「結果が出るまで1日かかります。
今週は日・祝と続きますので
ご連絡は火曜日の午前中になります。
火曜日の午前中までに
ご連絡がなかったら陰性だと思ってください。」
なら少し安心感がプラスします。
◎検査いろいろ
検査後、診察室に入ると
担当Dr.が検査結果の用紙を見ながらひと言
「特に問題ありませんね」。
でも、用紙の所々に少し何かのマークが見えて
大丈夫なのかな、と不安。
<学び>
血液検査の紙は
患者さんにも1枚お渡しして
「〇と〇は“D”ですが
今回の手術では特に問題ありません」
とお伝えする。
つづく

2021年02月12日


2021年2月2日『日本経済新聞』に
多様性を尊重「心のバリアフリー」という記事が掲載されました。
「公共交通に必要」96%
政府調査、言葉の浸透めざす
そして同じタイミングで
アポロニア21 2021年2月号にも
誰もが来院しやすい医院をつくるためにという特集が組まれていました。
歯科医院の
「ユニバーサルマナー」
「心のバリアフリー」
「ユニバーサルマナー」
どちらも良い言葉ですが
「バリア」「マナー」が
少し引っ掛かりました。
すずたけは蒲郡市にて
夢おいかけてまちづく実行委員として
視覚・聴覚・身体の障がいを持つ皆さんと立ち上げて
1年間
「ユニバーサルマインド」
の勉強会をしました。
周りに障がいを持つ方がいることは
普通のことであり
普通に対応する心を育てたい、と思い
始めた会でした。
<目的>・心のバリアフリー
蒲郡市の「まちづくり」をバリアフリーから一歩先のユニバーサルデザインにしていく。そのためには、ハードのデザインについて、計画段階から身体障がい、視覚障がい、聴覚障がいなど様々な障がい持つ当事者だけでなく、子育て世代や高齢者の意見も取り入れる仕組みが大切です。また、条件の異なる障がい者相互が更に、がまごおり市民全体がハードのバリアフリーをカバーする、ハートのバリアフリーデザイン、ユニバーサルマインドを育むための講座を開設していきました。
・ユニバーサルマナー
・ユニバーサルマインド
皆さん、どれか良いと思われますでしょうか。


2021年02月10日


先日見かけた歯科医院さん。
前の道路&歩道は
交通量、歩行者の多い立地なのですが
チェアが道路に面して配置されていました。
さすがに窓ガラスの下半分は
曇りガラスなのですが
チェアを起こすと
歩行者と視線が合ってしまいます。
すずたけの失敗談としても
同じ様なチェアのレイアウトにして
普通のガラスにしていたので
スカートの女性が、ちょっと・・・
といった事例が複数ありました。
メンタルクリニックの
出入口、待合室の見通しが良すぎると
患者さんとしても
「知り合いに精神科受診がバレてしまう」
と不安になります。
ということで
●医院の入口ガラスは明るく。
受診時間中に電灯が点いていると
明るさでしっかりアピールできる。
●待合室、診察室の窓ガラスは
患者さんのプライバシーを守りながら
明るさを維持する。
●大規模地震をも想定し待合室の窓ガラスが
大きく、高く、イスがその下にある構造だと
患者さんの頭上に割れたガラスが落下して
大ケガの危険性が増すので要注意。
窓ガラスの選択には
・患者さんの動線、気持ち
・前の道路からの見た目(メラビアン)
・地震時などの安全確保
などのバランスを
しっかり考慮する様にしましょう。
個人的なことですが
2月7日で63歳を迎えました。
今、本の執筆の仕事が3冊と
かなりハードスケジュールになっています。
ブログの読者さんには
大変申し訳ございませんが
明日からブログを1日おきの
月・水・金の週3本にさせていただきます。
これからも応援よろしくお願いします。

2021年02月09日


院内のサイン表示の
続きみたいな内容ですが。
都市部では、もう
スリッパに履き替える医院さんは
ほとんどありませんが
地方ではまだまだ多いと思います。
院長先生のお考えもあると思いますので
良し悪しではないのですが
土足からスリッパに
履き替えるスペースの工夫は
大切だと思います。
●最近では
ユニバーサルデザインのため
入口に段差をつけない。
従って、土足エリアとスリッパエリアが
床のデザインの違いだけで不明確。
→「スリッパに履き替えて下さい」と床に表示
●下駄箱のデザイン
土足を入れるスペースと
スリッパを入れるスペースが同じところ。
→スリッパの裏が汚れる、
下駄箱の「スリッパスペース」
「土足スペース」を明示
●滅菌機能付きのスリッパ棚
スリッパを戻せば良いのか、
下のカゴに入れるのか?
→わかりづらい
→「使用済みスリッパ入れ」と表示
などなど。
スリッパに履き替える医院さんは
患者さんがスムーズに履き替えることができて
なおかつ、清潔を保つために
しっかり工夫が必要だと思います。

2021年02月08日


最近いくつかの医院さんで
マスク掛け用のフックを
お見かけする様になりました。
フックが張り付けられているだけでは
何のことかわかりにくいですが
「マスクをお掛け下さい」と
サイン表示が出ているだけで
患者さんに目的がすぐに伝わります。
と、院内のサイン表示について気付きました。
<入口>
スリッパか土足のままか
脱いだスリッパはカゴか棚か
<トイレの位置>
初めていらした患者さんが
トイレに行きたいと思った時、
受付さんにお尋ねする必要があるか、ないか。
<院内のレイアウト>
・レントゲン室へどうぞ
・リハビリルームへどうぞ
・3番のチェアへどうぞ
とお声掛けして
スタッフが先に立ってご案内するとしても
患者さんが方向をわかっているかどうかで
スタッフの負担も軽くなります。
<入口のボード>
今日は休診?
8時30分に扉が開く?
8時50分に扉が開く?
発熱患者さん対応の掲示が
だいぶ多くなっていますが
●患者さんにわかりやす院内のサイン表示
●院内で患者さんから質問を受けるシーン
●患者さんが迷ったシーン
を振り返って充実させましょう!

2021年02月03日


2021年1月30日付『日本経済新聞』に
アートの友社の全面広告が
掲載されていました。
記事より引用致します。
モネ「ポプラと草原の散歩道」
モネ「睡蓮」
ゴッホ「ひまわり」
ルノワール「ピアノに寄る少女たち」
ルノワール「少女イレーヌ」
ミレー「落穂拾い」
ミレー「晩鐘」
ダ・ヴィンチ「モナリザ」
ゴッホ「アルルの跳ね橋」
などの複製画が
1点9800円での通信販売です。
約40万円の予算で
待合室に毎月3枚飾って
毎月入れ替えて
鑑賞することができます。
定期通院される患者さんには
楽しみが1つ増えて
待ち時間も少し短く感じられる効果ありです。
国立国会図書館のデジタルアーカイブスから
錦絵を探して額装するのも
1つの方法ですし
地元の方の作品などを
待合室に飾るのも良いでしょう。
待ち時間をアートの時間に替える、
という発想で考えてみると
いろいろなアイデアが湧いてくると思います。

2021年02月02日


1月に、生まれて初めて
入院(1泊)してしまいました。
「祝!!」とは
この年になるまで
お仕事とベル以外で
病院に入ったのが初めてという「祝」です。
いつもの待合室チェック、
流石に、「本当に受診」では
あまりチェックできませんでしたが、
・患者さんの間違いを防止するために
受付・呼び出しの都度、
生年月日の確認がありましたが
昭和か西暦かで悩んでしまいました。
・繰り返しのヒアリング
「何回同じ話をすれば良いんだ!」と
怒鳴りだす患者さんがいらっしゃいました。
「何度も同じ事をお尋ねして申し訳ございません」とか
「担当が変わりましたので再度確認させていただきます」
などといった前置きが大切だと思いました。
・およその待ち時間を知りたい
レントゲン検査・血液検査・診察など
それぞれ、およそどのくらい待たされるのか、
知りたかったです。
(トイレへ行っても良いのか、
車に何か取りに戻れるか、などなど)
およその待ち時間がわかっていれば
待ち時間が短く感じられると思いました。
つづく
