医院・歯科医院 経営コンサルティング・医院専門ホームページ作成のMMP

慢性疾患が多いクリニックの場合は
高齢患者さんの割合が多いのですが、
最近は歯科でも
65歳以上の患者さんが50％近いという
統計データが出ています。

このため
ちょっとした段差でつまづき転倒という
ヒヤリハットが発生しやすい状況が
多い様に感じています。


このヒヤリハットが
大きい事故に繋がらないため、また
転倒しても軽いケガで済む様に
院内の「角」を要チェックです。

ディズニーランドでは
ベンチの角も丸くなっていました。


花壇のレンガの角も丸くなっていました。


・待合室のイスの肘掛け
・本棚の角
など、改善できない部分は
クッション素材などを張り付けることも
1つの方法だと思います。

まず、スタッフ全員で
院内の「角」チェックから始めましょう！

ファン患者さんを増やすためのお花の活用です。
医院の植栽、
樹木は手入れもあまり要らず簡単ですが
四季折々のお花を育てることは大変な手間です。

でも、ご近所さんや女性患者さんには
「あそこの医院さんのお庭は
いつもきれいな花が咲いているので楽しみ」
と言ってもらえるとプラス効果です。

・医院の外観が良くなる
・ご近所も喜ばれる
（間の道路を通るすべての方にプラス印象）
・定期通院の患者さんの楽しみが増える
・手入れをするスタッフの気持ちがプラス
（お花の手入れが面倒臭いというスタッフは✕
　お花の手入れが楽しいというスタッフは◎ですね）

こんなお花の勉強に
とっても良いテキストを見つけました。

『御所のお庭』
天皇陛下喜寿記念写真集
宮内庁協力
扶桑社

御所のお庭 [単行本]

宮内庁

扶桑社

2010-12-17

両陛下のお暮しを彩る四季折々の花
自ら丹精された多様性豊かなお庭
初公開！

思い出の光源をイメージした南庭
ヒツジグサの咲く大池とその周辺の湿地帯
可憐なイチリンソウやニリンソウの咲く北庭
1年を通じてさまざまな表情を見せる御所のお庭

2019年1月22日（火）付『日本経済新聞』の
「真相深層」のコーナーに

悪質クレーム　プロが対応
働き手守るサービス続々
AIで不満分析　/　弁護士費用保険

2019年1月17日（木）付
『日本歯科新聞』の全面広告に
神田明神が掲載されていました。
神田明神さん、すごいですね。

でも、すずたけが
とっても気に入ったところは
神田明神の境内に開業された
『EDOCCO（エドッコ）』で発売されている飲み物
「神社声援（ジンシャーエール）」です。
こんなダジャレ大好きです。
（すずたけの年賀状は
毎年、鈴と竹のイラストを入れます）


クリニックの待合室に
この様なユーモアがあっても
良いかなと思っています。

体調がしんどい患者さんでも
ほほえんでいただける様な
ひと工夫をしたいと思います。

〈院内工夫事例：ウォールステッカー〉

毎日、車で移動していて
気付くのですが

コンビニ通過
　　・・・一目でコンビニとわかる明るさ
医院前通過
　　・・・何の建物かわかりにくい、
　　　かつ休診か診察しているのか、わかりにくい

それはクリニックの駐車場が
夜間とても暗いためだと気付きました。

理由を探して
コンビニの駐車場を観察してみると
四隅プラスお店の建物の端にもライトがあって
駐車場全体を明るく照らしています。

クリニックの駐車場には
特にライトはなく
看板や医院の出入口に
照明灯があるくらいです。

・患者さんを引き寄せるため
・駐車場での防犯のため
ぜひぜひ
駐車場の照明灯を増やしたいと思います。

例えば
照明灯の工事に
・1基20万円、4基で80万円
・電気代が月に2万円増加
これだけ費用が掛かるとしても、
1日1日人患者さんが増えれば
1人×6,000円×利益率50％×22日×12ヶ月＝約80万円
という計算ですので
2年目からプラスの設備投資になります。

皆さんのクリニックの駐車場を
夜間に前の道路から
ご覧になってみて下さい。

先日、親しいＤｒ．から
とっても高価なゴミ箱を
教えていただきました。

ジョセフジョセフ
クラッシュボックス30L
オンラインストアから引用致します。

ゴミがすぐいっぱいになる」「何度もごみ捨てをしなければならない」「手でごみをつぶすのは不衛生」など、ごみに関する悩みは多いものです。
クラッシュボックスは、「入れる」「押す」「減る」のシンプルな3ステップでごみの量を1/3に減らし、これらの悩みを解決します。
クラッシュボックスのコンパクションプレートは、ごみ袋の内側だけがごみに触れるようにデザインされており、手を汚さずごみを圧縮でき、ごみ箱も清潔に保ちます。

クリニックでの和式トイレは
流石に少数派になってきました。


「TOTO」さんの広報部からのデータでは
現在、住宅の新築改修は
ほぼ100％洋式トイレだそうです。

ネット上で調べてみると
学校のトイレの洋式率は
全国平均で43％
一番高い神奈川県が58％
一番低い山口県が27％です。

男女別では
男性和式派16％
女性和式派26％
と、男性の方が洋式を好むようです。

また
高齢者は足が痛くない洋式を好む、
子供達は慣れた洋式を好む、
といった傾向もあるようです。

ざっとですが
MMPのクライアントさんを考えてみると
洋式が80％
和式が20％
くらいのイメージです。

複数設備のある病院では
少しだけ和式を残して洋式へ改装。
また、小規模なトイレは
整形外科など自院の患者さんに
高齢者が多かったり
小児科であれば
そろそろ洋式へ切り替えていく
必要があると思っています。

今年の台風や大雨で
愛知県内の介護事業所でも
停電や避難について
対応しなければならいない事例が
いくつかありました。

その中でも困ったことが「トイレ」です。

・停電で水を流す事が出来ないため
　トイレが使えなくなった。
・お風呂に水を貯めていなかったので
　トイレに流す水がない。
などなど。

大規模災害時には
飲み水の確保が優先ですので
大切な水を
トイレに流すのはもったいないです。

必ず簡易トイレをご準備下さい。


・普段使っているトイレにビニール袋をかぶせる
・用をたす
・凝固剤をふりかける
・トイレから外して一般ごみとして捨てる


（画像引用元
　URL:https://www.nittan.com/houjin/product/sk080lc3401420.html）

一回ずつは少々手間なので
外して捨てるのは
2〜3回分まとめてでも
良いかもしれません。

この簡易トイレ
10回分で2200円
100回分では11,143円です。
（2018年9月末時点アマゾン）
必ず備蓄品リストに入れましょう。

先日、見かけたクリニックさんです。
見事な逆メラビアンの法則でした。

立派な建物が道路沿いに建つ
建物と道路の間に駐車場はない。
建物端の1階が一部通路（車1台幅）で
駐車場へ入る。

通路正面が院長車駐車場か？
立派なドイツ車が停められている。

ということで
受診する患者さんが医院の敷地に入って
最初に向かい合うのは「ドイツ製高級車」です。

別のクリニックさんの事例では
医院入り口にひさしがあります。
その真横に屋根付きカーポート
そのカーポートの下には「ドイツ製高級車」

決して「ドイツ製高級車」が悪いわけではありませんが
院内の
・停めやすいところ
・目立つところ
・便利なところ
に停まっていると
このクリニックの方針は
患者さんより院長先生優先なのかな
というイメージを持ってしまいます。

逆メラビアンの法則です。

さあ、皆さんのクリニックはいかがでしょう。

以前、歯科衛生士さんの勉強会
“深川塾”に参加した際
螢光塗料を手に付けて
手洗いの練習を行いました。

その折に
ハンドドライヤーは
せっかく清潔にした手指に
また雑菌を吹きつけてしまう、
というお話を伺って以降
ハンドドライヤーではなく
ペーパータオルをお勧めしています。

平成30年8月10日付『朝日新聞DEGITAL』にて
このテーマが取り上げられました。
記事より引用させていただきます。

ホテルやショッピングセンターなどの公共トイレに設置されている「ハンドドライヤー」は不衛生ではないかとする研究結果を、米コネティカット大学などの研究グループが米専門誌に発表した。

ハンドドライヤーは、手洗い後のぬれた手に風を吹き付けて乾燥させることから、衛生的だと思われてきた。しかし、トイレの室内を漂う細菌を吸い込んで、洗った手に吹き付けることになるという。
欧米では近年、こうしたハンドドライヤーの「負の側面」について報告する研究が相次いでいる。報道も盛んで、使い捨てのペーパータオルの方が衛生的だとして、双方を設置しているトイレも多い。

日本でもハンドドライヤーを使うのを控えた方がいいのだろうか？

国内大手メーカーの広報は「手の汚染につながるような多量の細菌をふきつけることはない、と考える」と反論する。空気中に浮遊している細菌の数は少なく、心配ないとの主張だ。