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2007年12月26日

デイケアやデイサービスは、1日の定員が定められており、スタッフの人員基準や施設基準も当然クリアできているはずです。

しかし、12月に入ると予定表ではキャンセルの赤字が目立つようになります。
最近、歯科医院ではキャンセル防止ということが大切なキーワードになっていますが、まだ介護施設ではキャンセルについて真剣な取組みがなされていないように感じます。

介護施設におけるキャンセル防止へのとりくみ
1.まず原因の追究
 1ヶ月当りのキャンセル利用者の方に
 キャンセルされた理由を確認。
2.対応策の検討
 体調不良でキャンセル、家族の都合でのキャンセル、
 施設介護の利用がきまりキャンセル、無断キャンセル、
 このようなキャンセル理由に対して
 自施設で排除できる、若しくは対応できる体制を検討する。
3.キャンセル時の対応マニュアルを整備する
 無断キャンセルの患者さんが多いようであれば、
 前日に確認のお電話を入れるとか、
 キャンセル理由を確認をする仕組みをつくるようにします。
 急な施設利用でもキャンセル、
 普段から利用者さんのご家族の希望を
 シッカリ把握するような会話につとめ、
 ショートステイが開き次第
 利用したいと思っていらっしゃるようでしたら、
 ショートステイ利用の希望を出している施設の方との
 連絡を密にする。

このようにこまめな対応をしておけば、キャンセルが減少し、施設の人員やハードが定員までめいっぱい活用することができます。

介護の事業所さんもキャンセル防止の取組みををスタートさせましょう。

2007年09月07日

「鎌田實のしあわせ介護」
中央法規の本です。
「がんばらない」「あきらめない」を
書いていらっしゃる
鎌田先生の介護の本です。

-紹介文-
苦しみを喜びに帰る33のヒント
「介護地獄」という現実のなかで、
介護を通じて幸せになる人、
幸せになれない人がいる。
この本を読み通せば、あなたはきっと、
介護を通じて幸せをつかめると思う。
「しあわせ介護」って、
間違いなくあるのだ。


鎌田先生は家族介護の苦しさ、厳しさを
中心に書いていらっしゃいますが、
そのまま、介護施設で働いていらっしゃるスタッフにも
気持ちが楽になる一冊だと思いました。
少し長くなりますが、
本文72ページにある【介護上手は聞き上手】の中の文章です。

そっと傍らに座り、耳を傾け、相槌を打ってあげてほしい
 ―中略―
ただひたすら聞くだけでよい。
 ―中略―
高齢者が「苦労したんだ」と語ったときには、
特別な批評を加えることなく
「苦労の多い人生だったんですね。」と同じ言葉を繰り返す。
同じ言葉を繰り返すことによって、
あなたの気持ちがわかりましたよ、という思いが伝わるのだ。
「つらいことやご苦労がたくさんあったんですね。
でも、何かよいことはありましたか」
つらい話や苦労話が出尽くしたら、話をいい方向へ展開していく。
うれしい話のときはうれしい顔で、
楽しい話のときは楽しい顔をして、聞く。
そして、最後には、
「あなたの人生は、山あり谷ありだったけれど、
とてもすばらしい人生ですね」と
人生を肯定的にとらえてあげたい。

こんなすばらしい気持ちで介護できれば
きっとお互いに楽しくなるのではないでしょうか。
鎌田先生ならではのエピソードをまじえた
33のヒントが紹介されています。
介護スタッフ必読ですね。

余談ですがMMPにある「がんばらない」「あきらめない」は、
鎌田先生直筆で「絆」と「夢」と書いていただいてあり
宝物です。

2007年09月05日

患者さんの窓口負担金が
なかなか支払えない場合(特に入院時など)、
生活福祉資金貸付制度を
受付事務担当者も
きちんと把握しておくとよいと思います。

生活福祉貸付制度は、
低所得世帯等に対し資金の貸付と
必要な援助指導を行うことにより、
その世帯の経済的自立や生活意欲の助長促進、
在宅福祉や社会参加の促進を図り、
安定した生活を送ることができるようにすることを
目的とした制度です。

【実施主体】
都道府県社会福祉協議会
(窓口業務等は市町村社会福祉協議会で実施)

【貸付対象】
・低所得者世帯
必要な資金を他から借り受けることが困難な世帯
(市町村民脱非課税程度)
・障害者世帯
身体障害者手帳、療育手帳、
精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者の属する世帯
・高齢者世帯
日常生活上介護を要する65歳以上の高齢者の属する世帯
・失業者世帯
整形中心者の失業により生計の維持が困難となった世帯

【貸付資金の種類】
更生資金(生業費、技能習得費)、
福祉資金、住宅資金、修学資金、
療養・介護資金、緊急小口資金、
災害援護資金、離職者支援資金、長期生活支援資金

【貸付金利子】
年3%
1.修学資金、療養・介護資金は無利子
2.長期生活支援資金は年3%
又は長期プライムレートのいずれか低い利率

―厚生労働省HPより―

入院窓口の清算や、介護の負担金の清算などで
すぐに使えるかどうかは
社会福祉協議会にご相談下さい。

2007年03月07日

近頃は、電気・ガスなどの公共料金だけでなく、たくさんの料金がコンビニで支払えるようになりました。

医療機関や介護施設では、未集金対策に悩んでいらっしゃるところも多いので、支払う方にとって便利なコンビニ支払を活用してみてはいかがでしょうか?

1.伊藤忠商事株式会社
初期加入料  無料
月額基本料  5000円
手数料    150円/1件
払込票    3,000円/300枚

2.ウェルネット
初期加入料  50,000円
契約印紙代  4,000円
月額基本料  4,000円
+〆日手数料 1,000円
手数料    150円など
払込票    10円/枚

このくらいの手数料で、集金代行をしてもらえると活用できそうですね。

若い世代の患者さんなら、病院へわざわざ支払いに行くくらいなら、コンビニを選ぶと思いますし、退院時・退所時にお金が足らなくても、また未収の場合でも窓口や銀行へ出向かなくても支払ができることが、少しでも回収率の向上につながるのではないでしょうか。

年間数万円の手数料がかかっても、充分に採算が取れると思います。
また、患者さんにここは便利な病院(施設)だと感じていただければ安い広告宣伝費ではないでしょうか。

2006年12月10日

介護施設や病院では車椅子で来院される患者さんも多いので、車イスで来院される方へのサービスはきちんとこなしていなければなりません。

2006年11月3日の日経MJ『感動を呼ぶ接客の基本』で紹介されていた10のポイントを紹介しますので自院の状況をチェックしてみましょう。

  1. 勧める幅や曲がり方を把握
  2. 必要な通路幅を確保
  3. 通路のワゴンやカゴに注意
  4. 道路の角に十分なスペース
  5. 段差をなくしスローブに
  6. サポート場所を事前チェック
  7. 運ぶときは3〜4任で対応
  8. 無理をせず応援を要請
  9. 必要事項を相手に事前確認
  10. すぐに駆け寄れる準備を

 

2006年12月08日

いつも院内イベントやデイケア・デイサービスに活用できるネタを探しています。
今回アンテナに引っかかったものを紹介します。

1.大人の塗り絵
今、ひそかなブームの塗り絵、子供の頃に夢中になった頃を思い出します。
デイケア・デイサービスで取り入れれば懐かしさも手伝って嬉しい再体験になります。
絵の種類はとても細かいものからおおらかなものがありますので、患者さんの状態に合わせて選び、院内で塗り絵発表大会をしましょう。

2.鉛筆で書く○○
「奥の細道」など有名な文学などを鉛筆でなぞる本が出版されています。
昔の懐かしい名作を声を出して読みながら鉛筆で書くことにより、口と手、両方の運動になりリハビリに役立つのではないでしょうか。

3.七輪陶芸・オーブン陶芸
陶芸は皆さんとても興味をお持ちです。
しかしながら電気炉は高くて広い場所が必要となるためなかなか導入することができません。
そんなときにオーブンで簡単に、またお庭で簡単にできる陶芸はいかがでしょうか?
自分の作品でお茶を飲んだり食事をしたりするのも楽しいものです。

4.折り紙教室
先日、ある医院さんで折り紙教室をしているのを見かけました。
カブトムシ、かに、魚など1枚の紙から見事な造形が出来上がります。
デイケア・デイサービスで折り紙を折れば、きっとお孫さんも喜んで欲しがるのではないでしょうか。
どの程度の細かさまで患者さんがこなせるかはわかりませんが、最近では簡単に折れる恐竜シリーズなども発売されています。

2006年11月24日


ユニバーサルサービスのために、医療スタッフは手話ができるといいな〜と思っていましたが、なかなか良いテキストがありませんでした。
この本はオススメです!!

目次は

安静・安定
医師・痛い・入れ歯
受付・遠視
風邪・かゆい・看護師
傷・救急車・禁止
血圧・下痢・検査

など医療関係で使われる手話が「え」で載せられています。
自院の診療科に関係する手話をピックアップして自院用手話辞典を作られてみてはいかがでしょうか。

2006年09月22日

いよいよ10月から、コレまでの地域生活支援センターが
市町村の委託による地域活動支援センターに変わります。

基本的には介護保険のこれまでの在宅介護支援センター
(これからは地域包括支援センター)と同じ役割を、
障害者の方に対して行うことになります。

支援センターを運営されている所で気をつけていただきたいことは…

1. 施設に対する補助金から事業に対する補助金

物件費や役務費・修繕費などの適用が
とても厳密になってくると考えたほうが良いです。
事業運営上の直接経費のみが
委託費の対象になると考えたほうがいいでしょう。

2. 人件費の対応について

1名専任・1名常勤 あともう1人の1人が
委託事業費の対象人員になります。
(市町村によってはプラスが認められる場合があります)
10月1日からですので、人事異動やスタッフの役割分担を明確にして、
運営費を無駄なく活用できるようにしましょう。

3. 公開できる決算書を作成

市町村に提出する予算書や実績報告書は、
当然のことながら一般の方が閲覧できます。
それならばいっそ自主的にホームページ上公開するつもりで、
しっかりした決算書を作成しましょう。

障害者自立支援法がスタートしてしばらくは、
具体的にどうなるか分からない部分も多いと思います。
しかし、しっかりした記録や処理をしていれば大丈夫です。
今一度、各施設ともスタッフ・経費処理・按分根拠を再チェックしましょう。


2006年08月05日

公的年金制度
ややこしくてよくわからない公的年金制度。
でも、「よくわからないから…」と無関心では、思わぬ不利益を被ることもあります。
ある例では「制度を知らなかったために、年金額を88%も増額させる方法を取り損ねてしまった」というものもあります。
年齢や期間によって、公的年金の節目を知って賢く選択しましょう。

ややこしい公的年金に対してはいろいろな解説がありますが、この日経新聞の記事はポイントとなる数字から公的年金制度を知る、との切り口が面白く、ご紹介します。
(2006年6月4日付 日経新聞)
よくまとまって面白いデータです。

2006年07月30日

前回に引き続き、障害者自立支援法のスタートによって、
介護保険に合併した時に、
指定障害福祉サービスの施設がどの様な収支になるのか、
勘と経験でシミュレーションしてみました。

今回は、通所施設(定員20名の授産施設など)についてです。

授産収入 2万円(パン・喫茶など)×22日=44万円

授産仕入の原価率 50%      =22万円
授産給与(時給300円×延33時間×22日=22万円


■通所施設(定員20名)
収入(保険より) 6000円×90%×15名×22日=178万円
  (本人負担) 6000円×10%×15名×22日= 20万円
   利用料    500円   ×15名×22日= 16万円
  (食事・居住・他)
                 収入合計=214万円

支出 食材料費   350円   ×15名×22日= 78万円
   人件費   40万円   × 4名   =160万円
   (ボーナス・社保込)
   経費             光熱費= 10万円
                 消耗品費= 10万円
                  管理費= 10万円
                  修繕費= 5万円
                研修その他= 15万円
                減価償却費= 20万円
                 支出合計=242万円

                 収支差額=-28万円

28万円の赤字になってしまいます。

● ポイント 
利用時間が長くできるか
おそらく介護保険でも利用時間によって単価が変わるので、
自立支援も同様になると思います。
難しいとは思いますが、
6時間以上、楽に、楽しく過ごせる環境づくりが大切です。

● 人件費について
全員が常勤職員ですが、あまり高いお給料の方はいらっしゃらない前提です。
ボランティアの方などと協力して、
いかに人件費を抑えながらもスタッフの満足感を得られるかがポイントです。

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