2022年07月11日
最近の院内運営の悩みの共通点は
Z世代の教育かもしれません。
・自主的に勉強、努力しない
・本を読まずネットで調べる
などなど。
6月にブログで取り上げた
保健所立ち入り調査のチェックリストにて
用意する書類等は
パソコンで作成できるのですが
院内研修をしておく項目が山盛りです。
研修会すべてに講師を招いたり
院長先生が準備するのも大変ですので
スタッフの皆さんで動画をみて勉強する、
という方法にすれば
Z世代の職員さんにも
受け入れやすいと感じています。
名古屋市が出している
令和4年度医療安全管理チェックリスト(無床診療所)
医療機関防火・防災対策チェック表という文書に記載してある
研修項目をひろってみると
・医療に係る安全管理のための従事者研修を実施し、また、その記録を残しているか。(他の機関が実施する研修を受講することで代替可能)(年2回程度)これをすべてペーパーで準備し
・従事者に対する院内感染対策のための研修を実施し、また、その記録を残しているか。(他の機関が実施する研修を受講することで代替可能)(年2回程度)
・従事者に対する医薬品の安全使用のための研修を実施し、また、その記録を残しているか。(必要に応じて実施、他の研修、他の研修と併せても可又は他の機関が実施する研修を受講することで代替可能)
・従事者に対する医療機器の安全使用のための研修を実施し、また、その記録を残しているか。(新規設置時など)
・放射線診療に従事する者に対する診療用放射線の安全利用のための研修を実施し、また、その記録を残しているか。(1年度1回以上)
・避難訓練及び消火(想定)訓練は、消防署へ消防計画を届出のうえ、年2回以上実施しているか。
また、夜間又は夜間想定訓練を実施しているか。
研修会を行うと手間がかかるため
短めの動画をみつけて
皆で視聴して感想を言う、という流れが
簡単だと思います。
今週の『お医者さんのための知恵袋』は
この研修動画をご紹介していきます。
つづく