2022年02月17日
『精神科救急医療ガイドライン』
(日本精神救急学会監修)はあくまでも
精神科の救急ですが
包丁を持って人を刺そうとする輩は
精神的に病的な状態だと考えられますので
このガイドラインに従って
対応、備えをしておくと良いと思います。
ガイドラインP58
緊急時の対応手順と応援体制
●緊急時の対応手順整備:警報システムの使用、応援要請、警察通報を実施する判断基準を示し、関係者に周知すべきである。
警報システム
●警報装置:暴力の起こりやすい場所(隔離室、診察室、面接室など)には、職員以外に設置場所がわかりにくく、操作しやすい位置に、音や光で緊急事態を知らせる警報装置を設置することが望ましい
危険物の管理
●家具や備品は武器になりにくいものを選択すべきである
攻撃性・暴力の予測の徴候の項目にはなど
外見や会話の変化
・発汗
・瞳孔の散大
・奥歯を噛みしめる
・握りこぶし
・話し方が大声
・名前を呼ばずに2人称を用いる
行動面の変化
・落ち着きがない
・立ちはだかる、にじり寄る
・活発に歩き回る
かなり具体的なポイントが書かれています。
つづく