2021年12月07日
2021年11月12日付『日本経済新聞』
「スコープ」のコーナーに
買い物中転倒 店のせい?という記事が掲載されました。
高齢化の進展で事故増
「店・客とも危険認識を」
記事より引用致します。
スーパーで転んでけがをしたのは、床が滑りやすかったせいか、不注意からなのか。店舗内の転倒事故を巡って近年、負傷した客が店に損害賠償を求める訴訟が相次いでいる。訴えを認める判決もあれば退ける例もあるが、トラブルを避ける上で店側には小まめな清掃や危険個所の把握が求められる。サニーレタスの水が垂れて転倒
→約2100万円の支払い
かぼちゃの天ぷらで滑って転倒
→想定しがたい。店側の勝ち。
これまでは病院、介護事業所などでの
転倒に関しての訴訟がありましたが
・イスから立ち上がる
・車から降りる
・転ばないように歩く
など、基本的な動作は本人の責任、というのが
医療機関側の弁護士さんの
基本的なスタンスでしたが
コロナ後の影響もあるかもしれませんが
患者さん側の権利意識が高くなっており
この様なトラブルが増えてきているようです。
転倒が予想できるかどうか、
予想できる場合
回避措置を講じているかどうか。
入口でスリッパを履き替え
→イスと手すりを設置
入口の階段
→スロープ設置。
スペースがなければインターホン設置。
「介助が必要な方はインターホンでお呼び下さい」
と掲示。
などの細やかな対応が
大切なご時世になりました。