2021年06月28日
医院の名前を考える際は
とても語感を大切にしています。
語感とは
“その音を発音する時に脳内に沸くイメージ”
ですから
サシスセソと発音すると
サ行は口の中に空気を流して発音するため
風のイメージ。
例）サラサラ、スルスル
タチツテトは発音する時に
口腔内がこもるため唾液が溜まり
水のイメージ。
例）タラタラ、ツルツル
ヤユヨは
ヤと発音する前に
小さいイから発音していて
（ｉｙａ、ｉｙｕ、ｉｙｏのイメージ）
音が出るまで少し時間がかかるので
時間が長い言葉はヤ行になります。
・やれやれ
・やっと
・ゆっくり
・ゆうゆう
・ようやく
・悠久の時の流れ
など、見事に時間軸の長い言葉は
ヤ行が使われていますね。
カ行は発音する時に短く息を切って発声するためか
固体、堅いもののイメージになります。
例）カラカラ、クルクル、コロコロ
そして母音も重なると
「キリキリ」がわかりやすいですね。
「イ」の発音は
口をキュッと引き締めて発声するので
強く集中するイメージになりますので
まさしく「キリキリ」は固いものに集中していて
小さい穴をあけるイメージが浮かびます。
長くなりました。
つづく
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