2020年12月17日


最近の歯科業界では
自費率アップで収入を増やす、といった
コンサルが目につきますが
「自費率アップ」が目標なのは疑問です。
歯科医院の平均値で見れば
レセ250枚 通院1.7回
月患者数420人 平均点700点
月平均30万点になります。
自費率10%=月30万円の自費収入
自費率30%=月100万円の自費収入
自費率100%=月300万円の自費収入
平均的な患者数の歯医者さんで
「自費、自費」とアピールすると
患者さんはどう思うでしょうか。
そこで、すずたけ理論。
レセ250枚 自費率10%
レセ500枚 自費率20%
レセ750枚 自費率30%
レセ1000枚 自費率50%以上
普通の歯科医院であれば
週に1人くらいの自費クラウンで
月30万円の自費収入。
人気のある歯科医院(レセ500枚)であれば
レセ500枚×1.5回=750人/日(1日40人)
750人×700=50万点/円
なので自費率20%、月100万円の自費収入。
レセ枚数2倍
→ファンが多い
→院長からお勧めされれば納得
レセ1000枚はブランド歯科医院です。
レセ1000枚×1.2回=1200人(1日60人)
1200人×800点=100万点/円
この規模であれば
インプラントや矯正治療なども
ラインナップにあるので
月500万円の自費
(インプラント月4人、矯正月2〜3人)は
平常ペースになります。
ということで
自費率アップではなく
ファン患者さんを増やしてレセ枚数アップが先、
と考えています。
