2020年10月07日
昨日に続き
診療科別コロナの影響についてです。
患者数の減少を平均点数のアップで
リカバリーしているという傾向値を
減少幅の大きい診療科から
比べてみましょう。
耳鼻科、小児科共に
4割〜5割の患者数減少に対して
耳鼻科は6月にやっと平均点が少しアップ。
小児科は平均点が
しっかりアップしているのですが
通院回数が大幅に減少し
(子供さんが体調悪く仕方なく連れてきたが
1度お薬をもらったら
2回目は行きたくないという傾向でしょうか)
収入は患者数減と同じ幅での減収でした。
減収幅の少なかった
整形外科・皮膚科をみてみましょう。
整形外科はある意味
通院回数が多いため
診療日数に左右される部分があると思います。
4月5月は2割減、6月は診療日数が1日多く
平均点もアップしたため
患者数は8%減っていますが
収入は△2%に留まっています。
皮膚科は4月は10%少々の減少に留まり
5月は診療日数が少ない分の減収。
6月は診療日数の増えた分の増収です。
マスク荒れやアルコール消毒荒れでの
受診が増えていることが
一番の強みでしょう。