2020年09月17日
このブログにしては
「日本的経営と労働生産性」は
やや固いタイトルですね。
ふとしたはずみで
早稲田大学商学部卒業の際に
すずたけが書いた卒論を思い出しました。
その当時(昭和55年)は
アメリカの経営学が花形で
年功序列制度の日本型経営は
時代遅れと言った風潮でした。
経済学が苦手で
歴史が大好きだった私は
欧米人⇒狩猟型文明⇒成果主義
日本人⇒稲作文明⇒人の和、老者の経験を大切にする
そこから、年功序列の制度は日本人に向いていて
決して悪い制度ではないですよ、と
結論をまとめた記憶があります。
教授には申し訳ないのですが
400字詰原稿用紙50枚のうち
半分以上を経営ではなく
歴史でまとめていました(笑)
コロナ禍の中で
在宅ワークや成果だけの評価が注目されて
・村人の和を保つリーダー
・自然災害に打ち勝つチーム
・村全体で子育てをする知識の共有
などなど
日本的な経営にも良い面がある、と
うん十年前を思い出して感じました。