2019年12月20日
プレショー
メインショー
ポストショー
ディズニーランドでは
ゲストの待ち時間を
アトラクション(メインショー)を
紹介したりするための時間。
「プレショー」と位置付けています。
また、メインショーが終わった後の
余韻を楽しんでいただくための時間を
「ポストショー」としています。
個人的な体験ですが
センター・オブ・ジ・アースでは
コントロールルームは無人になっており
飲みかけのコーヒーカップがおいてあり
無線がいろいろ叫んでいます。
このシーンが
トロッコが暴走する原因を暗示しています。
カリブの海賊は
通路を順番に歩いている間
沢山の絵が飾られていたりしています。
それぞれ
アトラクション(メインショー)に入る前に
・装飾
・アニメ
・音楽
で雰囲気を盛り上げてくれます。
クリニックであれば
診察という「メインショー」の前に
・自分の病気のことを知る
・院長先生の専門分野や診療方針を知る
などの情報を
待合室で患者さんに伝えるようにすれば
待ち時間ではなく「プレショー」になります。
また、リラックスできる
・BGM
・絵画
・雑誌
なども「プレショー」に繋ると思います。
ディズニーランドでは
アトラクションを降りた後に
写真を売っていたり
売店で関連グッズが購入できたりして
メインショーの余韻を残す工夫が
されていると思いました。
クリニックでは会計までの待ち時間が
「ポストショー」になりますが
患者さんの不満はどちらかというと
診療までの待ち時間より
会計の待ち時間の方が
我慢できないように思います。
医療機関の「ポストショー」は
とても難しいのですが
・薬の飲み方
・日常生活
・病気のパンフレット
などを診察時にお渡しすると
「ポストショー」になると思います。
もちろん
・BGM
・待合室の居心地の良さ
は「ポストショー」にも有効だと思います。
クリニックでも待ち時間診察時間ではなく
「プレショー」
「メインショー」
「ポストショー」
という言葉を遣って考えてみると
良いアイデアが出てくると思います。