2019年07月05日
<目的>
何故、認知症の症状が
ひどくなるのかに気付く。
歯科であれば、口腔ケアの大切さに気付く。
<方法>
大人用紙おむつを用意し
ユニフォームの上からでも良いので
履いてもらう。
出来れば、ベッドなどで横になって
「小」をする。「大」をする。
(頭の中の想像だけでOKです)
普通に日常生活を送っている自分が
ベッドで横になって大便をする。
↓
とても出来ない。
嫌ですし、おむつ交換なんて恥ずかしい。
という気持ちを実感していただきます。
そんな嫌なことが
日常的に繰り返されているとしたら
人の本質として感覚を鈍化させ
恥ずかしいこと、嫌なことを
感じにくくしようとしています。
すなわち、「ボケ」なのでしょう。
きちんとしたトイレ介助が出来て
おむつを外すことが出来れば
ボケも改善されていくと思います。
歯科医院でも同じことをしますが、
自分の歯で食事を食べられなくなる
↓
ミキサー食になる
↓
ベッドから起き上がらなくなる
↓
おむつをする
↓
ボケがひどくなる
といった流れです。
高齢者の尊厳ある介護の大切さに気付くための
「おむつ研修」です。