2017年09月12日
定着率の説明の前座話が
長くなってしまいましたが
患者さんについて
大きな流れを見てみましょう。
ファン患者さんが多い(CS向上)
↓
院内にありがとうが増える
↓
スタッフも働きやすく
定着率アップ(ES向上)
↓
ファン患者さんがさらに増える
純初診の患者さんが多い
↓
待ち時間が長い、
スタッフのミスも多くなる
↓
患者さんの不満が増える
↓
スタッフが困る場面が増える
↓
退職者が増える
↓
患者さんの不満がさらに増える
ゲストの満足度が高い
ディズニーランドは
リピート率が97%・98%
と言われていますが
実は、クリニックのリピート率も
ディズニーランドに近いのです。
1例を見てみましょう。
Cクリニック
レセ1000枚×通院回数1.5日×12ヶ月
=年間18000人の患者さん
純初診患者さん1ヶ月80人×12ヶ月=960人
リピート率
(18000人―960人)/18000人=95%
D歯科クリニック
レセ350枚×1.6日×12ヶ月=年間約6700人
の患者さん
純初診患者さん1ヶ月22人×12ヶ月=約260人
リピート率
(6700人―260人)/6700人=96%
いかがでしょうか。
皆さんの医院さんでも計算してみると
ディズニーに近いリピート率だと思います。
逆に、広告宣伝に
お金と手間を掛けた場合は
どうでしょうか。
CクリニックVerで
純初診患者さんが1ヶ月に400人いれば
リピート率は
(18000人―4800人)/18000人=73%
73%になってしまいます。
この様なことから
増患≠増収と感じているのです。
つづく