2017年04月19日
2017年4月14日付『日本経済新聞』に
「オンライン診療優遇 18年度報酬改定」
という記事が掲載されていました。
記事より引用致します。
政府は情報通信技術(ICT)の活用で医療と介護の効率化を進める。電子機器で遠隔からデータを集めるオンライン診療や、介護を支援する見守りセンサーの導入などを促進。2018年度に予定する診療報酬と介護報酬の同時改定で、事業者らへの優遇措置を盛り込む。遠隔地の高齢者支援や介護の人手不足などの課題解決につなげる。医師会としては、対面での診察にこだわっていることもあり
どの様に展開していくかは不明です。
しかし、テレビも電話もない時代の診察から
スマートフォンでTV電話が
普通になっている時代の診察がどう変化するか、
更に、これからのICTの進歩から
きっと、どんどん変わっていくので
オンライン診療が一定の役割を担うことは当然でしょう。
厚労省も生活習慣病などから切り込んでくると思います。
偶然ですが、
今月のメディカルスタディ協会の勉強会のテーマが
「遠隔診療」でした。
株式会社メドレーの田中大介さんが
遠隔診療のシステムCLINICSについて
説明をして下さいました。
自費診療のパターンは良いとして
保険診療では限定して点数しか請求できないため
差額は予約料という自費で請求することになるそうです。
(初診は必ず対面です)
患者さんにとっては、少し割り高になるものの
診療所まで行かなくて済む、
時間も自分の都合の良い時間に合わせて受診できる、
といったメリットがあります。
ここに診療報酬上の優遇措置が加わると
また、導入が進みそうですね。