2016年10月17日


少し前ですが
2016年8月27日付、『日本経済新聞』に
「ホームドアない駅 視覚障害者が死亡」
という記事が掲載されていました。
記事より引用させていただきます。
「ホームドアがあれば防げた」。理想的には、
全国の視覚障害者団体が加盟する
日本盲人会連合(日盲連)の
橋井正喜常務理事(65)は
19日、事故現場の東京メトロ銀座線
青山一丁目駅(港区)を調査し、
ため息をついた。
今年3月時点で
ホームドアのある駅は全国に665駅。
10年前の318駅から倍増した。
だが、全国で9千超、
首都圏だけで2千近い駅がある中では、
普及は道半ば。
駅の構造や費用が壁になっている。
全国の駅すべてにホームドアが設置されれば
問題解決するのかもしれませんが
少し違和感を覚えます。
ホームドアの次は、交差点ドアになるのではないか
ということです。
個人的な感想としては、
ホームドアの設置や
バリアフリーのスロープ設置といった
「ハード」の問題ではなく、
●目の不自由な方が
危ないところを歩いていたら声を掛ける
●車イスの方が
階段の前で止まったら手助けする

といった「心」の問題だと思うからです。
何千億というお金を駅のホームドアに
投資をするのも良いのですが
教育にも少し手間をかけた方が
良いと感じています。
