2016年08月27日
よく「コンビニより多い歯科医院」
というフレーズが使われます。
コンビニ軒数 約53,000軒
歯科医院軒数 約68,000軒
MMPのご近所でも、
ミニストップの手前に
セブンイレブンがオープンして
コンビニ競争が激しくなっています。
では、データを見てみましょう。
●平成元年
歯科医療費 2.5兆円
軒数 約58,000軒
●平成26年
歯科医療費 2.7兆円
軒数 約68,000軒
歯科医療費は7.4%伸び
軒数は14.7%増えているので
一軒当たりの収入は7.8%減少です。
では、コンビニはどうでしょうか。
JFAコンビニエンスストア統計時系列データより
●平成20年
売上 7.9兆円
軒数 約42,000軒
●平成27年
売上 10.2兆円
軒数 約53,500軒
軒数は28%増加していますが
売上は約30%増加しています。
ということは一軒あたりの売上は
増えているのですね。
コンビニという業種が定着するに従って
お客さんは
これまで一般商店で買っていたものを
コンビニで購入する様になり、
パイが大きくなっているのですね。
歯科医院も歯科医師を減らし
歯科医院数を減らすという
後ろ向きの努力ではなく
「予防」をしっかりアピールして
歯科医院へ通院する患者さんを
増やす努力をした方が良いと思います。