2016年05月14日
1週間防災ブログになって
申し訳ありません。
『クリニック経営簡単実践アイデア集２
ー院長先生のための170の知恵袋』
より、ピックアップしてご紹介しています。
『クリニック経営簡単実践アイデア集２
ー院長先生のための170の知恵袋』では、
クリニックの災害対策について
できるだけ具体的な内容になる様に
書いています。
あまりこれまで医院の災害対策について
想定していなかったという院長先生、
ぜひお読みになって下さい。
4月14日、熊本・大分の震災以降
クリニックを訪問して
お話していることをご紹介します。
Q、備蓄品は院内の
どこに保管しておくと良いか？
A、設計士さんとの相談の結果
壁面の多いところ、
トイレなどがおすすめとの事ですが
トイレにはあまりスペースがないため
階段下の三角形部分が壁も多く、
鉄骨で囲まれていて丈夫ではないか
との答えになりました。
木の板などで簡単にフタをしておけば
ゆがんで取り出せなくなることも
ないと思います。
Q、電話が使えない場合の
連絡手段はどうすれば良いか？
A、LINEは災害時でも繋がることが多い。
既読になるだけでも安心するため
クリニックのスタッフで
LINE設定をしておくと安心。
Q、スマホで役に立つ
防災アプリはありますか？
A
、以下のアプリが便利です。
『かならず帰る』
災害時など、3G回線が規制されて
GoogleMapsに接続できない時に、
あらかじめ登録しておいた場
所までの距離と方角を表示するアプリです。
『避難所ガイド』
全国１０万ヶ所の
避難所が登録されていて、
現在地の近くの
避難所がわかります。
『ゆれくるコール』
電話がつながらず、
ネットもつながらなくなっても
ＧＰＳデータから、
自宅の方角と歩いて
何時間という表示が出ます。
東京都心から
自宅へ歩かなければ
いけない場合に役立ちます。
Q、診察中・治療中に
大地震が突然起きた場合
どうすれば良いか？
A、想定外をなくすための
ミーティングＤＩＧをしてみましょう。
（アイデア集２から抜粋）
DIGとはDisaster（災害）Imagination（想像力）Game（ゲーム）の略で、ワークショップ形式で参加者全員で大きな地図を囲み、ワイワイとゲーム感覚で議論しながら災害時の対応を考えることです。DIGの「掘る」という意味からも「災害を理解する」、「まちを探求する」、「防災意識を掘り起こす」という気持ちも込められています。
などなど、
この１ヶ月で書ききれないくらいの
話し合いがありました。
この様な過程が大切ではないかと
感じています。
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