2015年06月17日
よく「医療法人にすると
厚生年金に加入しなくてはいけなくなるから損だ」
との、ご意見があります。
スタッフの老後のことをどう考えているのかな
と言う疑問は少し横に置いておいて
個人医院だったら
厚生年金に加入する必要はないのか
について書きます。
法人の事業所は
常勤者が1人でも居れば強制加入です。
個人の事業所は
常時5人雇用していれば加入する必要があります。
一部の方が、この常時5人を
常勤5人と間違っていることもありました。
最近、日本年金機構のQ&Aで
この常時5人の解釈がしっかり出た様です。
常時5人とは、常勤5人ではなく
週30時間以上働く方
(厚生年金に加入する必要がある方)が
5人以上とのことです。
日本年金機構HPより
※6月17日現在は復旧作業中の為、見れません。
以前、このブログでも
パートさんも含めて5人と書いてきましたが
少し緩くなった様です。
ただ、4人までは
医師国保、歯科医師国保に加入させて
5人目からは国民健康保険に加入して
全員が国民年金といったことは
認められません。
スタッフの老後のため
法令を厳守するという
当たり前のことのためにも
きちんと厚生年金に加入しましょう。