2014年04月03日
東日本大震災の直後、陛下が
「被災者の方に国民ひとりびとりが永く心を寄せて」
とお話しされていらっしゃいました。
その時から、この「心を寄せる」という言葉に
とても心を惹かれています。
個人的に感じる印象ですが、
◆ 物理的な距離は関係がない
◆ 何か特別なこと(金銭的な寄付など)をする必要はない
◆ 一人一人の気持ちの持ち方である
例えば、普段の生活のなかで
「こちらの桜は咲いたけど、東北の桜は無事だったのかな
桜の花が少しでも気持ちを明るくしてくれるとうれしいな」
「まだ朝は寒いけど、仮設住宅の朝はどの様な様子なんだろう」
「生活必需品、こちらでは消費税アップの前にまとめ買いしてたけど、
被災地の方はそんなことできないだろうね」
「小学校、中学校、高校の卒業式はどうだったのかな。
失った悲しみ、無事に卒業できた喜び、きっと複雑な気持ち
だったんだろうな」
などと被災者の方の心情を思うことが大切だと思います。
この様な「心を寄せる」を医療機関の受付スタッフに取り入れられたら、
と思っています。
つづく