2013年12月03日
平成25年8月末の厚労省の統計より。
開設者別の医療機関数をみると、
病院 | 診療所 | 歯科医院 | |
総数 | 8547軒 | 100443軒 | 68653軒 |
医療法人 | 5726軒(67%) | 38492軒(38%) | 11887軒(17%) |
個人 | 322軒(4%) | 44970軒(45%) | 56150軒(82%) |
この様な割合になっています。
医療法人、個人以外は公益法人や市町村立などです。
先日の厚労省の発表で、2700万円も利益が出ている診療所であっても
45%は個人組織、歯科では、80%以上が個人組織です。
一般的な会社の常識から考えると、何故法人にしないのか不思議です。
先日も3000万円以上の利益が出ていないと医療法人にしてはいけない、
という記述を見かけました。
法人にするために、それだけ利益が出てないといけないのでしたら、
日本国内の2百数十万社のうち、何割個人事業に戻さなくては
いけなくなるのでしょう。
おそらく9割以上が会社にするレベルではないということなのでしょうね。
どうしても医療法人についての正しい情報が伝わってないことが残念です。