2008年10月29日
金銭的な評価も大切だと思いますが、何と言っても一番は感謝であり、長く勤めていただいていることを評価することだと思います。
マズローの欲求階層説でも、上位は社会的な認知ですし、
テイラーの科学的管理法も(大学で勉強しましたが)集団の中から選ばれたという
意識が、労働環境の不備をもカバーして労働生産性を上げていくことを証明しています。
ある医院さんでは、永年勤続表彰として
10年、20年、30年の節目に数万円の旅行券を差し上げています。
でも、永年勤続表彰式という晴れの舞台を用意し、院長先生から
お褒めの言葉と花束を贈呈して旅行券を差し上げます。
これが、上司から旅行券だけを渡された場合との比較をご想像ください。
舞台、花束、表彰も大切な演出になります。
クリニックの勤続年数からすれば、5年単位で5万円の旅行券を
永年勤続表彰式にてみんなの拍手の下にお渡しするとか、
最近は日曜日と月曜日の連休が多いため、勤続表彰は、旅行券プラス
その年の日曜月曜の連休のうち好きな日程を1回、土曜もしくは火曜に
特別休暇を差し上げて、3連休を1回取る権利、なんてアイディアはいかがでしょうか。
なかなか3連休は取れないし。
10年表彰は10万円の旅行券プラス2日の特別休暇で4連休にする権利
これなら、旅行券も有効に利用でき、お金には替えられない連休もいただけ
しかも、スタッフの前で褒められれば、きっとお土産も奮発してくださると思います。
よりよい人間関係に役立つのではないでしょうか。