2006年10月25日


この記事は商品そのものの「時間」に注目して収益を伸ばしている事例の紹介です。
390円ラーメンの「日高屋」
「ラーメン&ギョーザを頼んだお客さんが、
出来上がりをイライラしながら待つ様子が気になった」
と、料理器の工夫で注文から3分で出せるようにした。
その結果、ギョーザの売上が平均10%以上上昇。
福岡空港近くの「空港口歯科医院」は午後6時から賑わい始める。
「医者の都合で診療時間を決める時代は終わった」
と、年中無休で深夜0時まで診療、
10人の歯科医がローテーションで治療し、
仕事帰りのサラリーマンで7台のチェアはフル稼働。
6時以降の患者さんは昼間の2倍近く。
現在系列の7医院で深夜診療しており、来年には東京進出もする。
美容チェーンの「田谷」はパーマをかけた姿を前もって見せる
時間の逆転術で利用を増やした。
ムースを使い9分で本人の髪型を変える擬似パーマという手法。
単価の高いパーマ、10年前は利用率が5割を超えたが今は18%
流行が変わっただけではない。
「冒険したくない」という心理を見落としていたとのこと。
現在では26%の利用率まで上昇している。
これらの例のように、視点を変えることで売上を伸ばすことは可能です。
クリニックの事例もありましたが、
- 待ち時間の短縮・有効利用
- 患者さんのニーズに合わせた診療時間・曜日の設定
- 患者さんへの「見える化」(治療後のイメージ)
というポイントを医院に当てはめて再考すれば、
同じ医院運営をしていても増収増患に繋がるアイデアが出てきそうですね。
※ブログ管理者たけうちより
上記で「見える化」というポイントを追記させていただきましたが、「見える化」とは状況や問題点などをいつも見えるようにしておくことで、問題を早期に発見したり、進ちょくをリアルタイムに管理したりすることです。
最近、左のような本が出版されるなど、この「見える化」というキーワードはとても注目されています。

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2. 見える化 [ HottaWorld::「活・喝・勝」 ] 2006年11月17日 08:58
最近、ビジネスの分野で、「見える化」という言葉が盛んに使われるようになった。 「見える化」というのは、情報共有によって問題を見えるようにしようというものである。 情報共有という言葉は叫ばれて久しいが、企業経営の中で浸透させ、十分に理解されて活用されていると...