2006年08月18日
でもクリニックで取り入れようと思うと、
基準や金額をどうしたらいいかわからず、
したいと思っていても、なかなか実施できないと思います。
そこで、お手軽にできる方法をご紹介します。
お給料の皆勤手当を目標達成手当に変えてしまう
これは、皆勤手当を廃止し、
皆勤手当として設定していた金額を「目標達成手当」に変更。
毎月、医院全体の目標を掲げ、
それを達成できたら支払うようにするのです。
例えば歯科なら、
1日平均患者数30人で、目標達成手当で5000円
(これは平均的にクリアできるので、
スタッフの給与が変わることはほとんどないと思います)
次月、1日平均患者数35人で1万円、
40人で15000円とステップアップしていきます。
更に、患者さん1人当り平均点数、月あたり保険点数、
月あたり自由診療収入など、各指標の水準をスタッフのみんなで決めて、
A水準達成なら5000円、Bまで達成できたら10000円を
翌月のお給料にプラスして支払うという方法も取れます。
自院で目標としている点が、
患者数の増加なのか、平均点数のアップなのか、
そのどちらでもよくて増収を目指すのかで違うと思いますが、
目標値を設定すると毎月メリハリが出ます。
また、「やらなければならない仕事」が「やりたい仕事」に変わって、
スタッフのモチベーションも上がります。
保険収入が40万点・自費収入も200万円を超えたので、
4人の常勤スタッフがみなさん2万円ずつ達成手当を受け取れた。
こうなれば、医院にとってもスタッフにとっても
とても嬉しい職場になると思います。