2005年12月08日
本文、タイトルにある「16歳」の方には少し難しそうな気もしますが、
第1ステージ より多く売れる商品を揃えるにはどうすればいいのか?
第2ステージ より多くお客に買ってもらうにはどうすればいいのか?
第3ステージ ヒット商品を生み出すにはどうすればいいのか?
第4ステージ 人によりよく働いてもらうにはどうすればいいのか?
第5ステージ トップになったら何をすればいいのか?
と、アルバイトの立場から仮説力・売り込み力・商品開発・マネジメント・リーダーシップなどそれぞれのテーマについて、セブンイレブン方式を繰り返しお話されており、医療機関に取り入れられることがとても多く、参考になりました。
その中でも「顧客の暗黙知を取り込んだ店は強い」との部分で、
"ある時間、ある場所において、そこにいる人々がある関係性を共有したときに生まれるのが『場』だ"云々という解説がありました。
医療機関こそ、癒しの場を共有すべきだと思います。
コンビニのアルバイトの皆さんが、
お客さんと暗黙知を共有して強いお店を作ろうとしているのに、
医療機関ではなかなかスタッフが患者さんと場を共有しておらず、
カウンターの内側が自分たちの毎日の仕事場であり、
癒しの場ではなくなっているところが多いように思います。
セブン−イレブンの経営に関する本から、
医療に役立つ情報を抽出するのはなかなか難しい事かもしれませんが、
他の業界のよいところも学んで行きたいと思います。