2005年09月16日
商品を箱のまま置いてあるように思います。
中には患者さんから見えない後ろの棚の中においていませんか?
購入対象者は患者さんです。
患者さんは、何か問題があって医院に来られているのです。
歯科の場合なら、口の中に問題があるため患者さんが来院しているのです。
皮膚科の場合なら、皮膚に疾患があるために来院しているのです。
でも、その患者さんは自宅でのケアをしていないのでしょうか?
そんなことはありません。
ではどこで歯ブラシや歯磨き粉、
皮膚に優しい石鹸やシャンプーや化粧品を購入しているのでしょう?
不思議なことに、近くのドラッグストアやコンビニで買っているのです。
ですから、医院がお勧めする商品を買っていただけるのは当然だと思いませんか?
■売り方の工夫
本屋さんで、熱心な店員さんがご自分の読んだ本の感想を、
手作りポップにして、本の横に置いたところ、
売り上げがとても伸びた、との記事がありました。
それを真似してか、最近の文庫本には、
本の帯に手書き(風の)のポップをつけたものが数多くあります。
業者さんのポスターも良いのですが、
若いスタッフが、ご自分で使われた感想などをさりげなく書いたカードを付け、
会計の際に手に取りやすい場所に商品を並べてみてはいかがでしょう。
☆経営への影響
1日2万円が25日で50万円の売り上げになります。
仕入れ値を引くと人件費0.5人から1人分になりませんか。
一日3千円買う患者さんが6人いらっしゃればOKです。
患者さんは、必要なものであればきっと買ってくださいます。
また、このような工夫が医院の雰囲気作りやスタッフのやる気にもつながってくると思います。